特許
J-GLOBAL ID:200903046153149190

電流ダイポール推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-224973
公開番号(公開出願番号):特開平9-066038
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 推定すべき電流ダイポール数が未知の場合でも、電流ダイポールの数とパラメータを正確に推定することが可能な電流ダイポール推定方法を提供する。【解決手段】 生体体表面上の複数個所で測定した測定電磁場分布を入力とし、前記測定電磁場分布の源泉として、1個または2個以上の電流ダイポールを生体内部に仮定し、該電流ダイポールの個数・位置・向き・大きさを指定するパラメータを推定する方法において、モデルのコンプレキシティと測定データに対する尤度からモデルに関する事後分布を算出し、事後分布を最大にするようなダイポールパラメータを推定する。
請求項(抜粋):
生体体表面上の複数個所で測定した測定電磁場分布を入力とし、前記測定電磁場分布の源泉として、1個または2個以上の電流ダイポールを生体内部に仮定し、該電流ダイポールの個数・位置・向き・大きさを指定するパラメータを推定する方法において、前記電流ダイポールの数と前記測定電磁場分布の測定点数からコンプレキシティを計算し、前記コンプレキシティを用いて前記電流ダイポールの個数に関する事前分布を計算し、前記電流ダイポールから計算される理論電磁場分布と、前記測定電磁場分布から尤度を計算し、前記尤度を最大にするようなパラメータ変化を求めて元のパラメータに加える演算を、前記パラメータ変化が所与の基準値よりも小さくなるまで繰返し、前記パラメータ変化が前記基準値よりも小さくなった時点で、評価関数を最大にする前記電流ダイポールの個数とパラメータを出力し、前記評価関数としては、前記事前分布と前記尤度を用いて計算した事後分布を用いることを特徴とする電流ダイポール推定方法。

前のページに戻る