特許
J-GLOBAL ID:200903046155131930

眼科測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013038
公開番号(公開出願番号):特開平6-217939
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 前房水中の蛋白濃度や細胞数密度などの測定を効率良く行える眼科測定装置を提供する。【構成】 レンズ2とレンズ3で平行光に変換されたレーザー光はビームスプリッター4、レンズ5を介して眼球の前房内に集光される。前房内の蛋白分子、細胞、あるいは角膜における散乱光は再び対物レンズ5によって集光され、さらにビームスプリッター4によって分割され、その内一方はレンズ6、ピンホール7上を介して光検出器8により検出される。光検出器8で得られた電気信号は、演算装置10で解析され、前房内の蛋白濃度や細胞数密度、角膜の混濁度などが計算される。このように、投光系と受光系の一部を共通化した共焦点型の光学系を用い、光検出器の出力を監視しながら、集光点の位置を移動し、集光点を被検眼前房内の検査位置に位置決めすることにより、簡単かつ正確に自動的な位置決めが可能となる。
請求項(抜粋):
レーザー光を眼球の前眼部に照射し、前房水中に存在する蛋白分子または細胞からの散乱光さらには角膜からの散乱光を受光することによって、前房水中の蛋白濃度または細胞数密度および角膜の混濁度を定量的に求める眼科測定装置において、レーザー光源と、前記レーザー光源からのレーザー光を眼球の前眼部近辺に集光する集光手段と、前記レーザー光の集光点の位置を光軸方向に移動させ、角膜上の任意の点に移動する集光点移動手段と、前記集光点からの散乱光を光検出器に導くため前記集光手段と共通の光学系内に設けられた光路分割器と、前記光路分割器からの散乱光を前記レーザー光の集光点と共役な位置に設けられたピンホール上に結像させる光学手段と、前記ピンホールを通過した散乱光を電気信号に変換する光検出器と、前記集光点移動手段により前記レーザー光を集光させる集光点を角膜を中心にして外側と内側の両方に走査させつつ前記光検出器の出力を監視し、その変化に基づき集光点を所定の検査部位に位置決めする制御手段を設けたことを特徴とする眼科測定装置。
IPC (2件):
A61B 3/117 ,  A61B 3/10
FI (2件):
A61B 3/10 G ,  A61B 3/10 R

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