特許
J-GLOBAL ID:200903046156703163

内燃機関制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-090821
公開番号(公開出願番号):特開平6-280636
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 第2スロットルバルブの開閉制御時においてキャニスタからのパージ量を適切に制御して、内燃機関の出力の適正な調節とともにエバポエミッションの減少を図る。【構成】 サブスロットルバルブをこれ以上閉じたら、吸気通路の負圧が上昇して吸気通路からの燃料ベーパ量が過剰となる条件を、メインスロットルバルブの開度T1に応じて定まるサブスロットルバルブの開度の下限値T2minとして予めマップAに記憶しておく。ECUは、検出したメインスロットル開度T1を読み込み、そのメインスロットル開度T1に基づいてマップAからサブスロットル開度の下限値T2minを算出する。そして、サブスロットルバルブ5の目標開度TT2がその下限値T2minより大きくなった場合に目標開度TT2をその下限値T2minに抑える。この結果、燃料ベーパ量が過剰とならない。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路内に、アクセルペダルに連動する第1スロットルバルブと、該第1スロットルバルブの上流側に位置する第2スロットルバルブとを設け、第2スロットルバルブ制御手段により前記第2スロットルバルブの開度を調節して、前記アクセルペダルの操作とは独立に前記内燃機関の出力の制御を行なう内燃機関制御装置であって、燃料タンクで発生した燃料ベーパを一時的に捕集する燃料ベーパ捕集手段と、該捕集された燃料ベーパを、前記吸気通路内の負圧により前記第1スロットルバルブと第2スロットルバルブとの間の吸気通路内に導く燃料ベーパ供給手段と、該燃料ベーパ供給手段による燃料ベーパの過剰な供給を回避する条件を、前記第1スロットルバルブの開度に応じて定まる第2スロットルバルブの開度の下限値として予め記憶する過供給回避条件記憶手段と、前記第1スロットルバルブの開度を検出する第1スロットルバルブ開度検出手段と、前記過供給回避条件記憶手段の記憶内容から、前記第1スロットルバルブ開度検出手段で検出された前記第1スロットルバルブの開度に基づいて前記第2スロットルバルブの開度の下限値を求める開度下限値算出手段と、前記第2スロットルバルブの開度が前記開度下限値算出手段により求められた下限値より小さくならないように、前記第2スロットルバルブ制御手段による制御を制限する制御制限手段とを備えた内燃機関制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/04 310 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02M 25/08 301

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