特許
J-GLOBAL ID:200903046157568600

光ファイバのメカニカルスプライス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294598
公開番号(公開出願番号):特開平10-123348
出願日: 1996年10月16日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 裸光ファイバの信頼性の高い突き合わせ接続を構成できるメカニカルスプライス装置を提供する。【解決手段】 左右両側の光ファイバ心線ガイド溝5側から光ファイバ心線をメカニカルスプライス基板1の中央部の裸ファイバ位置決め溝7に挿入し、裸光ファイバを突き合わせ接続する。左右両側から挿入された光ファイバ心線の先端側の裸光ファイバは裸ファイバ押さえ部材2によりスプリングアーム17bの押し付け力によって押さえ、左右両側の光ファイバ心線の被覆部はスプリングアーム17a,17cの押し付け力により被覆部押さえ部材3a,3bにより押さえる。裸ファイバ押さえ部材2は透明部材によって形成し、裸光ファイバの突き合わせ接続領域に対応するスプリングアーム17bの部位は開口部18とし、裸光ファイバの突き合わせ接続状態がこの開口部18の下側の透明部材を通して外部から観察できるようにする。
請求項(抜粋):
左右両側から中央に向けて挿入される互いの光ファイバ心線の挿入をガイドする光ファイバ心線ガイド溝と光ファイバの被覆部を固定する被覆部固定溝と光ファイバ先端部の被覆が除去された左右両側の裸光ファイバを位置決めして突き合わせ接続する裸ファイバ位置決め溝が左右両側から中央に向けて連接形成されているメカニカルスプライス基板と、前記左右両側の被覆部固定溝に収容される左右両側の各光ファイバ心線の被覆部の上側をそれぞれ個別に押さえる被覆部押さえ部材と、前記裸ファイバ位置決め溝に収容される左右両側の光ファイバ心線の裸光ファイバを共通に押さえる裸ファイバ押さえ部材と、前記左右両側の各被覆部押さえ部材と裸ファイバ押さえ部材を前記メカニカルスプライス基板と共に上下の挟持面で挟んで保持するコ字形状のクランプ部材とを有し、このクランプ部材の少なくとも一方側の挟持面はばね弾性を有するスプリングアームと成し、前記各被覆部押さえ部材と裸ファイバ押さえ部材はスプリングアームによって押さえられており、前記裸ファイバ押さえ部材の少なくとも左右両側の裸光ファイバが突き合わせ接続される領域は透明材によって形成されて裸光ファイバの観察領域と成し、この観察領域に対向するスプリングアームの部位は開口部となっている光ファイバのメカニカルスプライス装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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