特許
J-GLOBAL ID:200903046172225190

多層抄きによる機械パルプの色戻り防止法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-293709
公開番号(公開出願番号):特開平5-106197
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 機械パルプを含有するパルプを構成要素とする紙の光による色戻りを防止、抑制する。【構成】 多層抄きの表層に晒しクラフトパルプを用い、その中に紫外線吸収能を有し、且つ可視部で高い反射率を持つ顔料のTiO2 またはZnOを内添する事で、表層の比散乱係数を上げ、表層を拡散透過する少なくとも 250〜 400nmの波長領域の光を減衰させる事により、内層に用いた機械パルプを含有するパルプの色戻りを比吸収係数の変化で20cm2/g(化学パルプ並)以下に抑制する。【効果】 機械パルプを含有するパルプが今まで色戻りするが故に用いる事が出来なかった用途に用いる事が可能となり、また漂白、脱墨コストの低減が期待できる。
請求項(抜粋):
表層部に坪量12g/m2 以下の化学パルプを用い、内層を機械パルプ若しくは機械パルプを含むパルプで構成した多層抄き紙に於いて、表層の化学パルプにルチル型TiO2 を 2.0g/m2 以上内添する事を特徴とする機械パルプの色戻り防止法。
IPC (4件):
D21H 17/67 ,  D21H 27/30 ,  D21H 11/02 ,  D21H 11/08
FI (3件):
D21H 3/78 ,  D21H 1/02 B ,  D21H 5/14 Z

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