特許
J-GLOBAL ID:200903046187077465

光学式文字読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-243724
公開番号(公開出願番号):特開平11-085903
出願日: 1997年09月09日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 誤読率を低減した光学式文字読取装置(OCR)を提供する。【解決手段】 帳票Tのイメージは、イメージスキャナ1で取得されてイメージメモリ2に記憶される。イメージ信号S2は、2値化部3aで2値化されて文字切出し部3bへ送出される。文字切出し部3bは、イメージ信号S3aから文字を1文字毎に切出してパターンメモリ3cに記憶させる。パターンメモリ3cに記憶されている文字は認識部4で認識され、第1の認識結果がメモリ7に記憶される。パターンメモリ3cに記憶されている1文字毎の文字領域cpは、文字結合部3eで例えば2文字が結合されて1文字として認識部4へ送出される。認識部4は辞書4a-2を用いて文字認識を行い、第2の認識結果を制御部5へ送出する。第1の認識結果及び第2の認識結果は、制御部5で照合アルゴリズムに基づいて照合されて最終的な認識結果が出力される。
請求項(抜粋):
帳票上の文字のイメージを光学系を用いて読取って多値イメージ信号を生成するイメージ読取手段と、前記多値イメージ信号を2値化して2値イメージ信号を生成する2値化手段と、前記2値イメージ信号中の各文字パターンをそれぞれ囲む矩形の文字領域を、XY座標系における該各文字領域を特定する座標値を求めることによって1文字毎に順次切出す文字切出し手段と、前記切出された各文字領域内のデータを、直交するX軸及びY軸からなるXY座標系における該各文字領域の位置と大きさとを特定する座標値をアドレスとして記憶するための文字領域記憶手段と、前記文字領域記憶手段上の前記各文字領域が格納されたアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、前記文字領域記憶手段に記憶された各文字領域中の文字パターンを第1の辞書に基づいて認識する第1のパターン認識手段と、前記第1のパターン認識手段で認識された第1の認識結果を記憶する第1の認識結果記憶手段と、前記文字領域記憶手段に記憶されている複数の文字領域のうちの少なくとも2文字分の文字領域を前記アドレスに基づいて結合する文字結合手段と、前記文字結合手段で結合された文字領域中の文字パターンを1文字とみなし、第2の辞書に基づいて認識する第2のパターン認識手段と、前記第2のパターン認識手段で認識された第2の認識結果を記憶する第2の認識結果記憶手段と、前記第1の認識結果と前記第2の認識結果とを所定のアルゴリズムに基づいて照合し、該第1又は第2の認識結果の一方を採用し且つ他方を廃棄して最終的な認識結果を生成する制御手段とを、備えたことを特徴とする光学式文字読取装置。
IPC (4件):
G06K 9/20 340 ,  G06K 9/03 ,  G06K 9/62 620 ,  G06K 9/72
FI (4件):
G06K 9/20 340 K ,  G06K 9/03 C ,  G06K 9/62 620 B ,  G06K 9/72 B

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