特許
J-GLOBAL ID:200903046194355519

データ交換方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-281435
公開番号(公開出願番号):特開平6-195300
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】高いデータ転送能力を有し装置間のデータの伝搬遅延が小さいマルチプロセッサシステムにおけるデータ交換方式を提供する。【構成】スロットリピータ219はデータ転送を行うためのスロットをデータ蓄積リング210上に循環させる。プロセッサ280-1 は、データ蓄積リング210-1上の空きスロットにデータと転送先の装置アドレスを示すタグとスロットが占有されたことを示すスロット占有情報とを載せて出力する。双方向データ交換器230-1 は、交点にあってデータ蓄積リング210-1 からスロット占有情報によりスロットを捕捉すると、タグによって指定する装置がデータ蓄積リング210-2 における装置の場合はデータ蓄積リング210-2 上の空きスロットにデータとタグとこのスロットが占有されたことを示す占有情報とを載せて出力する。メモリ290-2 は、スロット占有情報によりスロットを捕捉するとタグによって指定する装置が自装置を示す場合はデータを取込む。
請求項(抜粋):
第一の方向と第二の方向に配列された2つ以上のデータ蓄積リングであって前記第一の方向の1つのデータ蓄積リングと前記第二の方向の1つのデータ蓄積リングが少なくとも1個所で交点を有するデータ蓄積リングから構成される装置間結合網におけるデータ交換方式において、データ転送を行うための予め決められた時間幅を有するスロットを予め定められた周期で前記データ蓄積リング上に循環させる前記データ蓄積リング上のスロット循環手段と、前記データ転送の必要が生じた場合には前記データ蓄積リング上の空きスロットである第一のスロットに前記データと転送先の装置アドレスを示すタグと前記第一のスロットが占有されたことを示す第一のスロット占有情報とを載せて出力する前記第一の方向のデータ蓄積リング上のデータ送出手段と、前記交点にあって前記第一の方向のデータ蓄積リングから前記第一のスロット占有情報により前記第一のスロットを捕捉すると前記第一のスロットにおける前記タグによって指定する前記装置が接続された前記第二の方向のデータ蓄積リングにおける装置の場合は前記第二の方向のデータ蓄積リング上の空きスロットである第二のスロットに前記データと前記タグと前記第二のスロットが占有されたことを示す第二のスロット占有情報とを載せて出力するデータ交換手段と、前記第二のスロット占有情報により前記第二のスロットを捕捉すると前記第二のスロットにおける前記タグによって指定する前記装置が自装置を示す場合は前記データを取込む前記第二の方向のデータ蓄積リング上のデータ受理手段とを備えたことを特徴とするデータ交換方式。

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