特許
J-GLOBAL ID:200903046203709302

シールド工法における注入口部材の洗浄方法及び洗浄装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-130737
公開番号(公開出願番号):特開平9-291793
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 シールド機の後端に装着した硬化材注入口部材から掘削壁面側に硬化材を注入して硬化層を形成した後に、硬化材送給通路や管路内を洗浄して硬化材による閉塞を防止し、次の硬化材の注入を円滑に行わせる。【解決手段】 硬化材注入口部材2内の硬化材注入通路4内に往復動ピストン5bを配設して該ピストン5bの往動により硬化材送給通路7を硬化材注入通路4側に連通する硬化材注入回路にして硬化材の注入を行い、ピストン5bの復動によって洗浄水送給通路6を硬化材送給通路7側に連通する洗浄回路に切り換えて、洗浄水による通路内の洗浄を行う。そして、低圧の洗浄水では洗浄が困難な場合、ピストン5bの作動用圧油を洗浄水送給通路6側に圧送して、該高圧油により通路内の硬化材を押し出し、通路内を洗浄する。
請求項(抜粋):
シールド機の後端に装着されてピストンの往復動により硬化材注入回路と洗浄回路とに切り換える構造を有する注入口部材の洗浄方法であって、硬化材注入後に低圧の洗浄水を送る洗浄回路に切り換えて洗浄水を硬化材注入回路内に硬化材注入時とは逆方向に流通させることにより硬化材注入回路内を洗浄し、洗浄水によって洗浄できない時に上記ピストン駆動用油圧回路側から洗浄回路に高圧油を供給して該高圧油によって洗浄することを特徴とするシールド工法における注入口部材の洗浄方法。

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