特許
J-GLOBAL ID:200903046204239407

位相同期ループ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 昂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-194345
公開番号(公開出願番号):特開平6-045917
出願日: 1992年07月22日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】本発明はループ帯域幅を狭くすることなくサイクルスリップ率を低減させることによって、サイクルスリップの発生による情報の欠落を減少させることができる位相同期ループ回路を提供することを目的とする。【構成】複数の位相同期ループ手段と、同期保持状態となった複数の位相同期ループ手段の何れか1つの出力信号を外部へ出力し、他の手段をフリーラン状態とし、このフリーラン状態の手段の何れか1つの出力信号と、同期保持動作を行う手段の出力信号との位相差の絶対値を、サイクルスリップを判断するための閾値と比較し、絶対値が閾値を越えた場合に同期保持動作を行う手段がサイクルスリップであると判定し、この判定時にフリーラン状態の手段の何れか1つを同期保持動作を行うように制御し、サイクルスリップ状態の手段が再び同期保持状態となった時点でフリーラン状態とする制御を行うスリップ判定手段とを具備して構成する。
請求項(抜粋):
入力信号に自己の発振手段の出力信号を同期させて出力する同期保持動作を行う複数の位相同期ループ手段(51 〜51n)と、同期保持状態となった該複数の位相同期ループ手段(51 〜51n)の何れか1つを継続して同期保持動作を行うようにすると共に他の位相同期ループ手段をフリーラン状態とし、このフリーラン状態の位相同期ループ手段の何れか1つから出力される信号と、同期保持動作を行う位相同期ループ手段から出力される信号との位相差の絶対値を、サイクルスリップを判断するための閾値と比較し、該絶対値が該閾値を越えた場合に該同期保持動作を行う位相同期ループ手段がサイクルスリップであると判定し、この判定時にフリーラン状態となっている位相同期ループ手段の何れか1つを同期保持動作を行うように制御し、該サイクルスリップであると判定された位相同期ループ手段が再び同期保持状態となった時点でフリーラン状態とする制御を行い、同期保持動作を行う位相同期ループ手段から出力される信号を選択して外部へ出力するスリップ判定手段(53)とを具備したことを特徴とする位相同期ループ回路。
IPC (2件):
H03L 7/00 ,  H03L 7/095

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