特許
J-GLOBAL ID:200903046204706285

血小板封鎖アッセイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-511874
公開番号(公開出願番号):特表平10-506988
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】本発明は、全血中の糖タンパク質IIb/IIIaレセプター封鎖を測定するためのアッセイである。フィブリノーゲンなどの糖タンパク質IIb/IIIaリガンドで被覆した小ポリマービーズの凝集化は、封鎖されていない糖タンパク質IIb/IIIaレセプター群を有する血小板を含有する全血とビーズを接触させるときに起こる。凝集が起こらなければ、GPIIb/IIIaレセプター群の封鎖が達成されたことを示す。好ましい実施態様では、トロンビンレセプターアクチベーターの添加により、臨床で実施するのに十分に迅速かつ便利であって、糖タンパク質IIb/IIIaレセプター群が封鎖されていなければ、実用的な既知時間内で小ポリマービーズの凝集を生じるアッセイを行い得る。
請求項(抜粋):
個体がGPIIb/IIIa封鎖により血小板血栓形成能力を低減しているかどうかを測定する方法であって、 a) 評価する個体から抗凝血処理した血液を採手し; b) 抗凝血処理した血液を、1)抗凝血処理した血液のpHおよび塩濃度を血小板凝集に適した範囲に十分維持できるだけの量の緩衝剤、および、2)血小板糖タンパク質IIb/IIIaレセプターに結合するリガンド、ただし、該リガンドは、その固体表面を未封鎖糖タンパク質IIb/IIIaレセプター群を有する血小板と合わせたとき、血小板凝集を検出できるように固体表面に固定化してある、と合わせ; c) b)で形成した混合物を、血小板糖タンパク質IIb/IIIaレセプター群が、小ポリマービーズに結合させた血小板糖タンパク質IIb/IIIaリガンドと十分結合できるだけの時間振盪し、それによって振盪混合物を製造し; d) 振盪混合物中の血小板凝集、ただし、凝集が起こらなければ、その個体が血小板血栓形成能力を低減していることを示すものとする、を評価する、各段階を含んでなる、測定法。

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