特許
J-GLOBAL ID:200903046204758579

ミシンの針振り幅変更装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-226711
公開番号(公開出願番号):特開平11-057254
出願日: 1997年08月22日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 針の振り幅を自動的に3段階に変更して、ボタン穴等の穴かがり縫いを行うことが可能なミシンの針振り幅変更装置であって、小型化することが可能であり、ミシン本体を小型化してコストを低減することが可能なミシンの針振り幅変更装置を提供すること。【解決手段】 カムベース70の表側の面に振り幅カム71を備え、裏側の面に閂止めカム72を備えるミシンの針振り幅変更装置100であって、振り幅カム71と閂止めカム72の凹凸を、振り幅伝達腕27および閂止め伝達腕25によって振り幅調節腕23に伝達して振り幅調節腕23を動作させ、この動作により調節体22および変更部材21を動作させて揺動支点軸43を変位させる。これにより、揺動部材20とロッド6の揺動の支点が移動するので、ロッド6の揺動幅が変更され、針棒10の振り幅は自動的に3段階に変更される。
請求項(抜粋):
針落ち位置を所定方向の一方と他方とに交互に振るべく針棒を揺動させる揺動機構と、この揺動機構による針棒の振り幅を変更可能とする振り幅変更機構と、回転軸を中心に板面に沿って回転する円盤状のカムベースと、このカムベースの板面上で且つ前記回転軸を中心とした円弧上に形成された第1カムおよび第2カムと、前記針棒の振り幅を変更すべく、前記第1カムおよび前記第2カムにそれぞれ接触して前記第1カムおよび前記第2カムの運動を前記振り幅変更機構にそれぞれ伝達する伝達機構とを備え、ミシンの駆動に伴って前記カムベースが回転することで、前記伝達機構が前記第1カムおよび前記第2カムに接触しない範囲で第1の振り幅で針棒が揺動し、前記伝達機構が前記第1カムに接触する範囲で第2の振り幅で針棒が揺動し、前記伝達機構が前記第2カムに接触する範囲で第3の振り幅で針棒が揺動するミシンの針振り幅変更装置であって、前記第1カムと前記第2カムとは前記カムベースの表面と裏面とに設けられていることを特徴とするミシンの針振り幅変更装置。
IPC (2件):
D05B 3/02 ,  D05B 3/06
FI (3件):
D05B 3/02 G ,  D05B 3/02 R ,  D05B 3/06 A

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