特許
J-GLOBAL ID:200903046210899290

信号処理方法、信号処理装置およびドップラソナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-123594
公開番号(公開出願番号):特開平10-319059
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】効率的な計算で超低速の速度分解能を得ることができる信号処理方法、信号処理装置を提供する。【解決手段】30kHz付近に周波数スペクトルが展開している信号を24kHzでアンダーサンプリングすることにより、前記周波数スペクトルは6kHz付近に展開する。この周波数スペクトルの中心周波数をDC=0Hzに周波数シフトする場合、中心周波数とサンプリング周波数との比が1/4であるため、サンプリングデータに順次1,-j,-1,jを乗ずるのみでこれを行うことができる。さらに、この定数をFIRフィルタの係数に埋め込んでおき、サンプリングデータが4n(nは正の整数)だけ進む毎にFIRフィルタの演算を行ってデータを出力することにより、周波数シフト、FIRフィルタ処理および4nのデシメーションを一括して処理することができる。
請求項(抜粋):
所定の基準周波数付近に周波数スペクトルを有する信号を入力し、該信号を、前記基準周波数をサンプリング周波数の4分の1または4分の3の周波数にシフトするサンプリング周波数でサンプリングし、該サンプリングされたデータ列に対して、+1、-j、-1、+jの数列の任意の値から開始する繰り返しまたは+1、+j、-1、-jの数列の任意の値から開始する繰り返しからなる乗数データ列(以下「複素単位乗数データ列」という。)を乗算することによって該サンプリングデータ列の周波数スペクトルをシフトすることを特徴とする信号処理方法。
IPC (4件):
G01R 23/16 ,  G01P 5/00 ,  G01S 7/526 ,  G01S 15/60
FI (6件):
G01R 23/16 A ,  G01R 23/16 D ,  G01P 5/00 K ,  G01P 5/00 C ,  G01S 15/60 ,  G01S 7/52 J
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-029859
  • 信号処理回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-163251   出願人:日本無線株式会社

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