特許
J-GLOBAL ID:200903046214321535

ヒートポンプ式給湯器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-148403
公開番号(公開出願番号):特開2002-340439
出願日: 2001年05月17日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 ヒートポンプサイクルの空気熱交換器9で冷媒から外気への放熱を抑えて、システム効率の低下を防止すること。【解決手段】 給水温度が放熱条件を満たす60°C以上の時は、三方弁16を熱回収用熱交換器14側に切り替えて稼動させる熱回収運転を行なう。これにより、温度の高い給湯用水を熱回収用熱交換器14に通して、給湯用水の熱を空気熱交換器9側に伝熱して空気熱交換器9からの放熱ロスを無くすと共に、空気熱交換器9側に伝熱して給湯用水の温度が下がり、その下流の水熱交換器7で、流入する給湯用水の温度(給水温度)と流出する冷媒の温度(出口冷媒温度)とで熱交換効率の良い温度差が確保できる。
請求項(抜粋):
給湯用水を貯留する貯湯タンク(2)と、給湯用水の加熱手段であるヒートポンプユニット(1a)と、前記ヒートポンプユニット(1a)の作動を制御する制御手段(5)とを備え、前記ヒートポンプユニット(1a)は、吸引した冷媒を加圧して吐出する圧縮機(6)と、前記圧縮機(6)で加圧された冷媒と前記貯湯タンク(2)から流水配管(3)を介して供給された給湯用水との熱交換を行ない、冷媒の流れ方向と給湯用水の流れ方向とが対向するように構成された水熱交換器(7)と、弁開度を調節可能に設けられ、前記水熱交換器(7)より流出した冷媒を減圧させる膨張弁(8)と、前記膨張弁(8)で減圧された冷媒を外気と熱交換させる空気熱交換器(9)とを備えるヒートポンプサイクルと、前記空気熱交換器(9)を流れる冷媒と前記貯湯タンク(2)から流水配管(3)を介して供給された給湯用水との熱交換を行ない、冷媒の流れ方向と給湯用水の流れ方向とが対向するように構成された熱回収用熱交換器(14)と、前記熱回収用熱交換器(14)を迂回させるための給湯用水迂回路(15)と、給湯用水の流路を前記熱回収用熱交換器(14)側と前記給湯用水迂回路(15)側とに切り替える給湯用水流路切替手段(16)と、前記貯湯タンク(2)からの給湯用水の水温を検出する水温検出手段(17)とを備え、前記給湯用水流路切替手段(16)を前記給湯用水迂回路(15)側へ切り替えて稼動させる通常の沸き上げ運転と、前記給湯用水流路切替手段(16)を前記熱回収用熱交換器(14)側に切り替えて稼動させる熱回収運転とが設定されているヒートポンプ式給湯器であって、前記制御手段(5)は、前記水温検出手段(17)で検出される給湯用水の水温に応じて前記沸き上げ運転と、前記熱回収運転と、冷媒、給湯用水の循環を停止させる沸き上げの停止とを選択的に実行することを特徴とするヒートポンプ式給湯器。
IPC (2件):
F25B 30/02 ,  F24H 1/00 611
FI (3件):
F25B 30/02 H ,  F25B 30/02 F ,  F24H 1/00 611 N

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