特許
J-GLOBAL ID:200903046220224495
変速機のシンクロメッシュ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-022661
公開番号(公開出願番号):特開平5-215151
出願日: 1992年02月07日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 特に、変速機のシフトアップ時において、シフトフィーリングを向上させる。【構成】 シンクロナイザクラッチギヤ(クラッチギヤ)と、シンクロナイザスリーブ(スリーブ)と、シンクロナイザリング(リング)等を備え、これらの各スプラインギヤ部24〜26のうち、クラッチギヤのスプラインギヤ部24は、片斜面チャンファ24aを具備するシンクロメッシュ装置である。スリーブのスプラインギヤ部25はリングのスプラインギヤ部26の回転方向前側を通り抜け、また、所謂同期くずれが発生することから、スリーブの回転速度ωsは、クラッチギヤの回転速度ωcよりも大きくなる。力F1でスリーブが当接する片斜面チャンファ24aは、その傾斜方向から回転力F2等を発生させる。従って、各スプラインギヤ部24,25は緩やかに噛み合い、シフトフィーリングが向上する。
請求項(抜粋):
一方向に回転する回転軸と、この回転軸周りに相対回転自在に配置されて一方向に回転し、外周に第1歯部を有するシンクロナイザクラッチギヤと、回転軸周りに相対回転自在に配置され、シンクロナイザクラッチギヤに摩擦係合して一体に回転できるシンクロナイザリングと、回転軸周りに相対回転不能に配置され、シンクロナイザリング及びシンクロナイザクラッチギヤに向けて移動できるシンクロナイザスリーブと、このシンクロナイザスリーブの内周に設けられ、シンクロナイザスリーブが移動した場合に、シンクロナイザクラッチギヤに摩擦係合したシンクロナイザリングを通過して、シンクロナイザクラッチギヤの第1歯部に噛み合う第2歯部とを備える変速機のシンクロメッシュ装置において、前記シンクロナイザクラッチギヤの第1歯部は、第2歯部と噛み合う際に、シンクロナイザスリーブに対するシンクロナイザクラッチギヤの相対回転の方向に、回転力を発生させる片斜面チャンファを具備することを特徴とする変速機のシンクロメッシュ装置。
IPC (2件):
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