特許
J-GLOBAL ID:200903046225760697

初期論理レベル確定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-151655
公開番号(公開出願番号):特開平11-345290
出願日: 1998年06月01日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【目的】 ICカードにデータを送受するICカードリーダライタにおいて、該カードとリーダライタとの間のデータ通信を確実にする。【構成】 カードは、論理値の“1”を送出し、その後の所定のタイミングで初期応答ATRを出力し、それからデータを送出する。これに対し、リーダライタは、ステップST12で時間Tを設定し、ステップST13から時間カウントを開始して、ステップST14〜ST16で、以降の処理で使用する論理値の“1”に対応する論理レベルを決める。ステップST16で初期応答ATRが得られない場合には、新たな時間TをステップST21で設定すると共にステップSTDTで新たな時間Tを設定する。以降、同様のステップST13〜ST14を行い、初期応答ATRを受信できたときに、データの通信を行う。
請求項(抜粋):
通信担体となるキャリアの受信を開始してから一定の時間が経過したときに、通信で用いる第1及び第2の論理値のうちの第1の論理値を初期論理値として変調して該キャリアに乗せて送出し、それよりも後であって該キャリアの受信を開始してから所定の時間が経過したときに、初期応答を変調して該キャリアに乗せて送出した上で、該キャリアを利用して該第1または第2の論理値で設定されたデータの授受を行うICカードに対し、前記キャリアを放射すると共に前記ICカードが送出したキャリアを受信し、該キャリアを復調した信号から前記初期論理値に対応する成分を復調し、該復調結果を該前記第1の論理値に相当する初期論理レベルとして決定し、該決定した初期論理レベルに基づき前記初期応答を認識し、該決定し初期論理レベルに基づいた前記データの再生と生成とを行い、該ICカードに該データの送受を行うICカードリーダライタにおいて、第1の時間を設定し、前記キャリアの放射を開始してから該第1の時間が経過したときに前記受信したキャリアを復調した信号から前記初期論理レベルを決定し、該キャリアの放射を開始してから前記所定の時間が経過したときに前記初期応答が得られたか否かを判断し、該初期応答が得られた場合には前記データの送受を行い、該初期応答が得られなかった場合には該キャリアの放射を中断して該ICカードをリセットする処理と、前記第1の時間とは異なる第2の時間を設定し、前記中断の後に前記キャリアの放出を再開してから該第2の時間が経過したときに前記受信したキャリアを復調した信号から前記初期論理レベルを決定し、該キャリアの放出を再開してから前記所定の時間が経過したときに前記初期応答が得られたか否かを判断し、該初期応答が得られた場合には以降の前記データの送受する処理とを、行うことを特徴とする初期論理レベル確定方法。
IPC (3件):
G06K 17/00 ,  H04B 5/02 ,  H04L 12/28
FI (3件):
G06K 17/00 F ,  H04B 5/02 ,  H04L 11/00 310 B

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