特許
J-GLOBAL ID:200903046232722148

メソッドの遷移型オーバーライドをサポートするモジュール化構造の存在下におけるメソッド・ルックアップの実行方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠藤 恭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-243578
公開番号(公開出願番号):特開2001-075806
出願日: 2000年08月11日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 モジュール化構造によって負わされるアクセス制限を遵守させるだけでなく、メソッドの遷移型オーバーライドを可能にするメソッド・ルックアップ機構が開示されている。【解決手段】 メソッドmがターゲット・オブジェクト上で呼び出されるとき、解決済みクラス内の解決済みメソッドmがチェックされて、それがパブリック/プロテクテッドとして宣言されているか否かが判断される。解決済みメソッドがパブリック/プロテクテッドとして宣言されていない場合、パス・スタックが構築される。パス・スタックは、ターゲット・オブジェクトと解決済みクラスの間のクラス階層構造のリストを提供する。パス・スタックが構築されると、その使用により、前述のメソッド呼び出しに応答して呼び出すべきメソッドmの実装が決定される。
請求項(抜粋):
動的メソッド・ディスパッチを実行するためのコンピュータ実装方法において、クラスXのターゲット・オブジェクト上におけるメソッドmの呼び出しを検出するステップであって、前記呼び出しがこれに関連した解決済みメソッドおよび解決済みクラスを持ち、前記解決済みメソッドが特定のモジュール化構造に関しプライベートであるものと、前記解決済みクラスと前記クラスXとの間のクラス階層を判断するステップであって、前記クラス階層が1又は複数の仲介クラスを備えたものと、少なくとも一つの前記仲介クラスが、前記解決済みメソッドを公開しているか否かを判断するステップと、一つの仲介クラスが前記解決済みメソッドを公開しているとの判断に応じて、前記メソッドmに関する適切な実装を呼び出すために標準メソッド・ルックアップを実行するステップと、を備えた方法。

前のページに戻る