特許
J-GLOBAL ID:200903046243918508

画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157895
公開番号(公開出願番号):特開平10-003539
出願日: 1996年06月19日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】ノイズによって画像本来の構造を検出しにくい場合に、画像の本来ある構造の最小変化方向を検出する精度を向上する。また、平滑化後のモアレを低減し、平滑化のしすぎも是正する。【解決手段】入力画像の各点について、ステップ101で各方向の輝度変化を評価した値を成分値とする輝度変化ベクトルを作成し、ステップ102で所定の距離にある近傍の輝度変化ベクトルを所定の重みでベクトル加算してボケた輝度変化ベクトルを作成する。ステップ103でボケた輝度変化ベクトルの成分値が最小となる方向を探して最小変化方向マップを作成し、ステップ104で最小変化方向に1次元の平滑化をしたデータを作成する。ステップ105で最小変化方向と所定の角度ずれた方向に1次元の平滑化をしたデータを作成し、ステップ106で各点近傍の輝度変化の大小に応じて両データの重みを変えた平均をする。ステップ107で以上の処理画像と入力画像の重み付け平均をして最終処理画像を得る。
請求項(抜粋):
画像の各点において、複数の所定方向についてそれぞれ画像の輝度変化の大きさを評価する値を計算し、該複数の所定方向の該輝度変化値を成分値とする輝度変化ベクトルをそれぞれの該画像各点について作成し、該画像各点における該輝度変化ベクトルについて、所定の距離にある近傍の該輝度変化ベクトルを所定の重みでベクトル加算してボケた輝度変化ベクトルをそれぞれの該画像各点において作成し、該画像各点において、該ボケた輝度変化ベクトルの成分値が最小となる方向を最小変化方向としてそれぞれ求め、該画像各点において、それぞれの該最小変化方向に1次元の平滑化をすることを特徴とする画像処理方法。

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