特許
J-GLOBAL ID:200903046245096297

光波の周波数ダブリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039542
公開番号(公開出願番号):特開平5-061022
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 有機非線形光学材料特に重合体ネットワークにおいて位相整合を実現し、温度変化に対する耐性を有する非線形光学材料を提供し、非線形分極可能な構成要素を永久に配向させ、この配向がラセン構造を損うことなしに得られる非線形光学材料を提供することである。【構成】 レーザー光線源1から発生された基本光波2を非線形光学媒体5を介して案内する一方、二次高調波6を形成し、上記非線形光学媒体が重合体ネットワークおよび大きな非線形分極性能を有する構成要素から形成されている光波の周波数ダブリング装置。この装置において、位相整合は、ラセン構造を有する重合体ネットワークを用いることにより実現する。ラセン構造のピッチは、ネットワーク形成中の重合条件の選択により、位相整合条件に適合させる。
請求項(抜粋):
基本光波を非線形光学媒体を介して案内する一方、二次高調波を形成し、上記非線形光学媒体が重合体ネットワークおよび大きな非線形分極性能を有する構成要素から形成されている光波の周波数ダブリング装置であって、上記重合体ネットワークがラセン状構造を有する液晶物質から成り、屈折率および上記ラセン状構造のピッチを位相整合が発生するように調節することを特徴とする、光波の周波数ダブリング装置。

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