特許
J-GLOBAL ID:200903046245148734

燃料遮断弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-136650
公開番号(公開出願番号):特開平6-320965
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 車両の揺動時にもリリーフ弁からの液状燃料の流出を防止する。【構成】 燃料タンク内の液面が上昇するとフロート集合体40が浮上して閉弁する。また、この状態で燃料タンクの内圧が上昇するとリリーフ弁が開弁し、内圧の上昇が防止される。車両の揺動時には、第2のフロートが浮上して燃料遮断弁10の全体を閉弁するので、リリーフ弁の開閉状態に係わらずに液状燃料の流出を防止できる。
請求項(抜粋):
燃料タンクの内圧を調整するとともに、前記燃料タンクからの液状燃料の流出を防止する燃料遮断弁であって、前記燃料タンクの壁面を貫通して配設され、前記燃料タンク内部に通じる開口部と、前記燃料タンクの外部に通じる第1の通気孔とを有するケーシングと、前記ケーシング内に収納されて前記ケーシング内への液状燃料の流入に応じて浮上し、浮上の際に前記第1の通気孔を閉鎖する第1のシール部を有するとともに、内部が上部室と下部室に区分された第1のフロートと、前記上部室内に収納された第2のフロートとを備え、前記下部室は下端に開口部を有するとともに上端は閉鎖されており、前記上部室は、前記第1のフロートと前記ケーシングとの間隙に連通する連通口を有し、前記第1のシール部は、前記第1の通気孔に連通する第2の通気孔を有し、前記第2の通気孔内には、前記第1の通気孔と前記上部室との圧力差に応じて前記第2の通気孔を開閉するリリーフ弁が配設されているとともに、前記第2のフロートは、前記上部室の前記連通口から前記上部室内への液状燃料の流入に応じて浮上する際に前記第2の通気孔を閉鎖する第2のシール部を有することを特徴とする燃料遮断弁。
IPC (2件):
B60K 15/01 ,  F16K 31/18

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