特許
J-GLOBAL ID:200903046252347432

熱可塑性樹脂製歯付ベルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-193837
公開番号(公開出願番号):特開2002-011803
出願日: 2000年06月28日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】【課題】 熱可塑性樹脂の射出成形時の射出圧力による内型に巻き付けた心線の乱れを阻止した熱可塑性樹脂製歯付ベルトの製造方法を提供する。【解決手段】 熱可塑性樹脂製歯付ベルトの製造方法では、(1)周方向に沿って凹状部と凸状部を交互に設けた内型3を外型2a、2b内に設置してキャビティ9を形成した後、熱可塑性樹脂を射出成形してキャビティ9を充満し、凸状部の表面を完全に包囲するような樹脂層15を形成し、(2)外型2a、2bから脱型した内型3の樹脂層15の周面に心線16をスパイラルに巻き付け、(3)心線16を巻き付けた内型3を再度外型2a、2b内に設置した後、熱可塑性樹脂を射出成形してキャビティ9を完全に充満させベルト背面部17を成形し、(4)内型3から離型したベルトスリーブ18を所定幅に切断する工程を備えている。
請求項(抜粋):
心線を長手方向に延在するようにベルト背面部に埋設し、ベルト背面部の少なくとも一方に所定間隔で歯部を設けた熱可塑性樹脂製歯付ベルトの製造方法において、周方向に沿って凹状部と凸状部を交互に設けた内型を外型内に設置してキャビティを形成した後、熱可塑性樹脂を射出成形してキャビティを充満し、凸状部の表面を完全に包囲するような樹脂層を形成する初期射出工程と、外型から脱型した内型の樹脂層の周面に心線をスパイラルに巻き付けるスピニング工程と、心線を巻き付けた内型を再度上記の外型内に設置した後、熱可塑性樹脂を射出成形してキャビティを完全に充満させベルト背面部を成形する最終射出工程と、内型から離型したベルトスリーブを所定幅に切断して歯付ベルトをする切断工程と、を備えたことを特徴とする熱可塑性樹脂製歯付ベルトの製造方法。
IPC (4件):
B29D 29/08 ,  F16G 1/28 ,  B29K 75:00 ,  B29K105:08
FI (4件):
B29D 29/08 ,  F16G 1/28 Z ,  B29K 75:00 ,  B29K105:08
Fターム (9件):
4F213AA31 ,  4F213AD16 ,  4F213AG17 ,  4F213WA05 ,  4F213WA17 ,  4F213WA54 ,  4F213WA62 ,  4F213WB01 ,  4F213WB11

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