特許
J-GLOBAL ID:200903046259921746

有機系廃棄物の堆肥・液肥化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-234819
公開番号(公開出願番号):特開平10-081579
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】牛糞と牛尿とを分離し、牛糞や生ゴミなどの固形有機系廃棄物を円滑に堆肥化させる一方、牛尿などの液状有機系廃棄物を別途に液肥化させるとともに、固形有機系廃棄物に含水量不足の場合に液肥を有効利用する。【解決手段】牛糞と生ゴミを堆肥化処理設備11により堆肥化させ、牛尿を液肥化処理設備41により液肥化させる。11では個別に受入れた牛糞および生ゴミを混ぜて回転ドラム36内で発酵させた後、一次・二次熟成させて固形有機系廃棄物を堆肥化させる。一方41では受入れ牛尿を液体加熱発酵槽42で加熱発酵させ、曝気槽43で固液分離しながら曝気した後、貯留槽47で貯留して牛尿を液肥化させる。47の液肥を固形有機系廃棄物の二次熟成工程へ水分調整用水として供給する。
請求項(抜粋):
糞および生ゴミなどの固形状の有機系廃棄物を堆肥化処理設備により堆肥化処理するとともに、尿などの液状の有機系廃棄物を液肥化処理設備により液肥化処理する有機系廃棄物の堆肥・液肥化処理方法であって、上記堆肥化処理設備では、固形状の有機系廃棄物を受入れる受入工程と、該受入工程で受け入れた固形状の有機系廃棄物を発酵させる発酵工程と、該発酵工程終了後、固形状の有機系廃棄物を熟成させる熟成工程とを順に経て固形状の有機系廃棄物を堆肥化処理するようにしている一方、上記液肥化処理設備では、液状の有機系廃棄物を受入れる受入工程と、該受入工程で受け入れた液状の有機系廃棄物を加熱して発酵させる加熱発酵工程と、該加熱発酵工程終了後、液状の有機系廃棄物を該廃棄物中に混在している固形物と液状成分とに固液分離しながら曝気する曝気工程と、該曝気工程終了後、液状の有機系廃棄物を貯留する貯留工程とを順に経て液状の有機系廃棄物を液肥化処理するようにしており、上記液肥化処理設備において液肥化した液状の有機系廃棄物の液肥を、上記堆肥化処理設備において固形状の有機系廃棄物を堆肥化する過程で水分調整用の調整水として供給することを特徴とする有機系廃棄物の堆肥・液肥化処理方法。
IPC (6件):
C05F 17/00 ,  B09B 3/00 ,  C05F 3/00 ,  C05F 9/00 ,  C05F 9/04 ,  C05G 5/00
FI (6件):
C05F 17/00 ,  C05F 3/00 ,  C05F 9/00 ,  C05F 9/04 ,  C05G 5/00 A ,  B09B 3/00 D
引用特許:
審査官引用 (17件)
  • 特開昭55-100283
  • 特開昭52-120574
  • 特開昭57-082194
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