特許
J-GLOBAL ID:200903046262994681

標準高珪素低炭素結晶粒配向珪素鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-281427
公開番号(公開出願番号):特開平6-093333
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、低溶融炭素量で、かつ約0.35mm〜約0.15mmまたはそれ以下の厚さをもつ標準高珪素低炭素結晶粒配向珪素鋼の製造方法を提供することにある。【構成】 本発明の標準高珪素低炭素結晶粒配向珪素鋼の製造方法は、非常に短い均熱時間の第1常温圧延工程後の中間焼鈍し及び2部からなる温度制御冷却サイクル及び好適には脱炭前の超急速焼鈍しを含むことを特徴とする。
請求項(抜粋):
3.0〜4.5重量%の珪素及び0.07重量%以下の炭素を含む珪素鋼の熱鋼帯を提供する工程、該熱鋼帯を焼鈍し処理する工程、必要であれば熱鋼帯を除去する工程、中間厚へ常温圧延する工程、中間厚の材質を900〜1150°Cの均熱温度で、1〜30秒の均熱時間にわたり中間焼鈍しを施す工程、該均熱温度から540〜650°Cの温度へ835°C/分以下の冷却速度でゆっくりとした冷却を行う工程、その後に、315〜540°Cの温度へ835°C/分以上の冷却速度で急速冷却を行い、次に水中急冷を行う工程、該珪素鋼を最終厚へ常温圧延する工程、最終厚の珪素鋼を脱炭焼鈍しする工程、脱炭処理済珪素鋼を焼鈍し分離材で被覆する工程、及び該珪素鋼に最終焼鈍しを施して2次再結晶化を行う工程を備えてなる0.35〜0.15mmまたはそれ以下の厚さをもつ標準高珪素低溶融炭素結晶粒配向珪素鋼の製造方法。

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