特許
J-GLOBAL ID:200903046268705657

システム異常時のシステム縮退方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-188436
公開番号(公開出願番号):特開平6-035718
出願日: 1992年07月15日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】システムの異常時において、欠陥のあるタスクを切り離すことにより、システムの機能は縮退するが、異常発生の頻度が少なく、リセットされずに継続的に運用可能なシステムとすることができるシステム縮退方式を提供する。【構成】ウォッチドッグタイマ監視タスク8は、あるタスクからの生存通知が来なくなってシステムをリセットする際にその生存通知が来なくなったタスク名と頻度を異常ログテーブル9に書き込む。システムリセット後、初期化タスク5はタスク関連テーブル6と異常ログテーブル9を参照し、暴走頻度の高いタスクとその関連タスクを起動させない。【効果】システム全体としての機能は縮退したものになるが、システムのリセット頻度が少なくなることにより、継続的な運用が可能となる。
請求項(抜粋):
複数のタスクが同時に実行されるマルチタスクシステムにおいて、電源投入時又はシステムリセット時にアプリケーションタスクを起動する初期化タスクと、アプリケーションタスク間の関連を少なくとも記述したタスク関連テーブルと、各タスクから一定時間以内に生存通知がないときにシステムを再起動するウォッチドッグタイマ回路と、各タスクからウォッチドッグタイマ回路への生存通知を受信して各タスクの動作状態を監視するウォッチドッグタイマ監視タスクと、生存通知の無い暴走タスク名とその頻度を書き込まれる異常ログテーブルとを備え、前記初期化タスクは、異常ログテーブルとタスク関連テーブルを読み込んで、システム中で頻繁に異常が発生するタスクとその関連タスクを起動しないように構成されていることを特徴とするシステム異常時のシステム縮退方式。
IPC (2件):
G06F 9/46 330 ,  G06F 11/20 310

前のページに戻る