特許
J-GLOBAL ID:200903046273203651

改良されたアクリル系複合繊維

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-026036
公開番号(公開出願番号):特開平7-216654
出願日: 1994年01月27日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 捲縮発現性、染色加工性に優れたウ-ルライクなアクリル系複合繊維を提供する。【構成】 高低両熱収縮性成分中のスルホン酸基の量の差がある特定の範囲で、高熱収縮性成分中のスルホン酸基の量が繊維軸方向にある特定の範囲で周期的に変化し、かつ、高低両熱収縮性成分中のスルホン酸基の量の差と高熱収縮性成分中のスルホン酸基の最大/最小値の比の積がある特定の範囲であるアクリル系複合繊維。【効果】 天然ウ-ルに近い自然な風合いで、しかも実用染色での染色むらの欠点が軽減される。さらに繊維製品の用途、目的に合わせ風合いの異なる複合繊維を自在に設計できる。
請求項(抜粋):
アクリロニトリル系重合体成分中の第二成分モノマー量の差が1から10重量%である2種の高低両熱収縮性アクリロニトリル系重合体成分を繊維軸方向にサイドバイサイドに接合してなる複合繊維において、該複合繊維のスルホン酸基の量が0.2〜1.0重量%であり、共重合された第二成分モノマー量の多い方である高熱収縮性成分中のスルホン酸基の量が、低熱収縮性成分中のそれより0.2〜1.0重量%多く、しかも高熱収縮性成分中のスルホン酸基の量が数1、数2の範囲で繊維軸方向に50〜600cmの周期で変化していることを特徴とする改良されたアクリル系複合繊維。【数1】【数2】
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-112316
  • 特公昭57-035288

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