特許
J-GLOBAL ID:200903046275887035

光スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205838
公開番号(公開出願番号):特開平11-052439
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 超高速で高速繰り返しの光スイッチングを行うことができ、かつ温度変動や制御光パワー変動に対する安定性の向上をはかる。【解決手段】 光制御型の光スイッチにおいて、伝導帯に複数のサブバンドが存在する半導体量子井戸層を内部に有し、入力部では近接してモード結合するが出力部では分離するように構成され、強い光の入射によりサブバンド間の吸収の飽和を生じる2本の非線形光導波路51 ,52 と、非線形光導波路51 ,52 の両方に結合するよう設けられ、サブバンド間の吸収の飽和により屈折率が低下する波長の信号光を非線形光導波路51 ,52 に入力する光導波路3と、サブバンド間吸収の飽和により屈折率が増大する波長の制御光を、対応する非線形光導波路51 ,52 に入射する光導波路41 ,42 と、非線形光導波路51 ,52 の各出力をそれぞれ外部に出力する出力光導波路61 ,62 とを備えた。
請求項(抜粋):
伝導帯に複数のサブバンドが存在する半導体量子井戸層を内部に有し、モード結合している入力部から出力部に向けて徐々に2つに分岐するように構成され、強い光の入射によりサブバンド間の吸収の飽和を生じる非線形光導波路と、前記サブバンド間の吸収の飽和により屈折率が低下する波長の信号光を、前記非線形光導波路の入力部に入力する手段と、前記サブバンド間吸収の飽和により屈折率が増大する波長の制御光を、前記非線形光導波路に片側に偏るように入射する手段と、前記非線形光導波路の出力部の2つの分岐の一方から信号光を出力する手段とを具備してなることを特徴とする光スイッチ。

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