特許
J-GLOBAL ID:200903046283549211

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-047508
公開番号(公開出願番号):特開平9-238939
出願日: 1996年03月05日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】容量性クロストークの発生を大幅に抑制し、受信信号に含まれるクロストークに起因したノイズ成分を低減させる。【解決手段】配列型振動子2の複数の振動子2a1 〜2an は、連続波の送信処理のみ行なう送信専用振動子2a1 〜2am と連続波の受信処理のみ行なう受信専用振動子2am+1 〜2an とに分割され、送信専用振動子2a1 〜2am 及び受信専用振動子2am+1 〜2an が隣接する部分の2個の振動子が連続波の送信が停止される送信側停止振動子2am 及び連続波の受信が停止される受信側停止振動子2am+1 に設定される。受信連続波信号に混入するクロストークを低減させるクロストーク低減回路として、送信側停止振動子2am ,受信側停止振動子2am+1 の信号ラインに接続され送信側停止振動子2am ,受信側停止振動子2am+1 をGND電位に設定する設定回路10a,10b,11a,11b,12を備えている。
請求項(抜粋):
被検体に向けて送信された連続波の超音波信号に応じて前記被検体から反射されてきた連続波信号を受信し、その受信連続波信号に基づいて前記被検体の生体情報を得る超音波診断装置において、複数の振動子を配列させた配列型振動子を有し、この配列型振動子を構成する複数の振動子は、前記連続波信号の送信処理のみ行なう送信専用振動子と当該連続波の受信処理のみ行なう受信専用振動子とに分割され、当該送信専用振動子及び受信専用振動子が隣接する部分の少なくとも1個の振動子が前記連続波信号の送信及び受信が停止される停止振動子に設定されるとともに、前記停止振動子の信号ラインに接続され、前記受信連続波信号に混入するクロストークを低減させるクロストーク低減回路を備えたことを特徴とする超音波診断装置。

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