特許
J-GLOBAL ID:200903046287074358

移動通信システムの無線チャネル選択方法および基地局装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-023011
公開番号(公開出願番号):特開平8-223106
出願日: 1995年02月10日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 無線チャネルを割り当てる際に、制御チャネルにおける通信量の増加や接続遅延の発生を生じずに、しかも収容可能呼量を多く確保して周波数利用効率を高める。【構成】 接続対象の移動局PS2から到来した搬送波の受信レベルと、同一の無線チャネルを介して他の移動局PS1から到来した干渉波の受信レベルとから上り回線のCIR値を求めるとともに、他の基地局BS1から到来した搬送波の受信レベルを基に下り回線のCIR値を推定して求め、これらの上り回線のCIR測定値および下り回線のCIR推定値を基に無線チャネルの使用可否を判定するようにしたものである。
請求項(抜粋):
複数の基地局と、複数の移動局とを有する移動通信システムにあって、前記各基地局と各移動局との間を複数の無線チャネルの中から適当な無線チャネルを選択して接続する無線チャネル選択方法において、前記各基地局および各移動局のうちの接続対象の基地局と移動局との間を接続するための無線チャネルを選択する際に、前記複数の無線チャネルのうちの任意の無線チャネルを介して前記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信レベルと、前記任意の無線チャネルと同一の無線チャネルを介して他の移動局および他の基地局からそれぞれ到来した搬送波の受信レベルとを前記接続対象の基地局でそれぞれ測定する工程と、測定された前記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信レベルと前記他の移動局から到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、前記接続対象の移動局から接続対象の基地局に向かう上り回線の受信波対干渉波比を求める工程と、測定された前記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信レベルと前記他の基地局から到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、前記接続対象の基地局から前記接続対象の移動局へ向かう下り回線の受信波対干渉波比を推定する工程と、前記上り回線の受信波対干渉波比および下り回線の推定受信波対干渉波比に基づいて前記任意の無線チャネルの使用の可否を判定する工程とを備えたことを特徴とする移動通信システムの無線チャネル選択方法。
IPC (2件):
H04B 7/26 ,  H04Q 7/28
FI (2件):
H04B 7/26 K ,  H04B 7/26 110 Z

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