特許
J-GLOBAL ID:200903046287857697

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-274479
公開番号(公開出願番号):特開平11-107888
出願日: 1997年10月07日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射弁から燃料を旋回させて噴射することにより燃料噴霧を円錐形に拡開する形状とするときに、中心部の密度が低下するのを防止する。【解決手段】 スワール溝14を有する燃料噴射弁のニードル3の先端部に傘部15を設けて、それに中心軸9の方向のスリット状の切り欠き17を形成する。燃料はスワール溝14によって旋回流となって噴孔6から噴射されることにより円錐形に拡開する燃料噴霧を発生するが、その燃料噴霧は傘部15の上面に衝突して更に大きく拡開する。そして、燃料噴霧の一部は切り欠き17を通って中心軸9の方向に沿って燃料噴霧の中心部へ導かれるので、中心部の密度低下が防止される。なお、傘部15を設けない場合は切り欠き17をニードル3の先端部の外周部に直接に形成する。切り欠き17はスリット状のものに限られない。
請求項(抜粋):
先端の内部と外部とを連通する噴孔を有するノズルボデーと、前記ノズルボデーに形成されたシート面に対して円環状に密着することができるシート部を有すると共に前記シート部の上流側において前記ノズルボデーに形成された円筒形の摺動面に対して僅かなクリアランスをもって係合する摺動部に螺旋状のスワール溝を形成されたニードルを備えている燃料噴射弁において、前記ニードルの先端部の外周の少なくとも一部に、燃料噴霧の一部の流れを前記ノズルボデー及び前記ニードルの中心軸の方向に導く切り欠きが設けられていることを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (3件):
F02M 61/18 310 ,  F02M 61/18 340 ,  F02M 61/06
FI (3件):
F02M 61/18 310 A ,  F02M 61/18 340 C ,  F02M 61/06 A

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