特許
J-GLOBAL ID:200903046292170748

パルス音探知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-040797
公開番号(公開出願番号):特開平9-230033
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 背景雑音レベルが急激に上昇した場合でも背景雑音レベルの推定が正しく実施されるパルス音探知方法を提供する。【解決手段】 パルス成分検出処理部11は、瞬時パワー算出処理部3から入力した瞬時パワーと閾値算出処理部6から入力した閾値とを比較してパルス成分を検出し、出力制御処理部13に出力すると共に、検出したパルス成分の数を制御処理部12に出力する。制御処理部12は、パルス成分検出処理部11から入力したパルス成分数に基づき、パルスが存在していない場合、パルスが存在している場合、背景雑音レベルが急激に変化した場合の3つの状態の判定を行い、背景雑音レベル推定処理部5および出力制御処理部13の制御を行う。出力制御処理部13は、制御処理部12からの3つの状態の判定結果に基づき、背景雑音の瞬時パワーと周波数情報を出力端子7へ出力しないようにする。
請求項(抜粋):
艦船等から放射されたパルス音をセンサで受信し、該センサで受信した信号のうちパルス音の存在しない部分から背景雑音のレベルの推定を行い、前記背景雑音レベルの推定結果に基づき、パルス音の存在する部分の判定を行うパルス音探知方法において、前記センサで受信した信号を狭帯域成分の周波数ビンに周波数分割し、該周波数分割信号を用いて前記分割された各周波数ビン毎に短時間積分パワーである瞬時パワーを求め、背景雑音レベルの推定結果を用いて設定した閾値と前記瞬時パワーとの比較を分割された各周波数ビン毎に行い、該比較結果により、前記閾値を越える前記瞬時パワーが存在し、かつその個数が予め設定した個数より少ない場合をパルスと判定し、パルスと判定された場合に関してのみ前記閾値を越えた前記瞬時パワーをパルスとして検出するとともに、パルスと判定されなかった場合に関してのみ前記瞬時パワーを用いて背景雑音レベルの推定結果の更新を行うことを特徴とするパルス音探知方法。
IPC (2件):
G01S 7/526 ,  G01S 15/04
FI (2件):
G01S 7/52 J ,  G01S 15/04

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