特許
J-GLOBAL ID:200903046299260386

電動式パワーステアリング装置におけるピニオン軸の支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-267769
公開番号(公開出願番号):特開2000-095120
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 電動式パワーステアリング装置におけるピニオン軸の支持構造において、温度変化による伸縮と軸受ガタに起因する振れとが、トルクセンサーの感度やウォームギヤ減速機構における歯車対の噛合に悪影響を及ぼさないようにする。【解決手段】 操舵入力軸3がピニオン軸4とトーションバー5を介して連結され、ピニオン4a が、ラックシャフト6のラックと噛み合って、操舵力および操舵補助力を車輪側に伝達するようにされている。トーションバー用のセンサーコア7b は、入力軸とピニオン軸にまたがって嵌合されて、両軸の回転量差に応じて上下動する。トルクセンサーの出力信号に応じて作動する操舵補助力は、ウォーム12とウォームホイール11との噛合を介して伝達される。ピニオン軸は、センサーコアとウォームホイールとの間の軸方向部位において、ギヤボックス2内の軸受部によりラジアル方向およびスラスト方向に支持されている。
請求項(抜粋):
ギヤボックス内に挿通された操舵入力軸が、前記ギヤボックス内に収容されたピニオン軸とトーションバーを介して連結され、前記ピニオン軸の下方部に形成されたピニオンが、ラックシャフトのラックと噛み合って、操舵力および操舵補助力を車輪側に伝達するようにされ、前記トーションバーに作用するトルクを検出するトルクセンサーが、センサーコアを備え、前記センサーコアは、前記入力軸の下方部と前記ピニオン軸の上方部とにまたがってこれらに嵌合されて、前記入力軸と前記ピニオン軸との相対的な回転量差に応じて上下動するようにされ、前記トルクセンサーの出力信号に応じて作動する電動機が、前記操舵補助力を出力し、前記操舵補助力が、前記電動機の出力軸に連結されたウォームと前記ピニオン軸に嵌着されたウォームホイールとの噛合を介して前記電動機から前記ピニオン軸に伝達されるようにされた電動式パワーステアリング装置におけるピニオン軸の支持構造において、前記ピニオン軸が、前記センサーコアと前記ウォームホイールとの間の軸方向部位において、前記ギヤボックス内の軸受部によりラジアル方向およびスラスト方向に支持されたことを特徴とする電動式パワーステアリング装置におけるピニオン軸の支持構造。
Fターム (2件):
3D033CA04 ,  3D033CA28
引用特許:
審査官引用 (3件)

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