特許
J-GLOBAL ID:200903046300775972

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265418
公開番号(公開出願番号):特開平5-076518
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】被検体が視野よりも大きい場合に発生する位相エンコード方向の折り返しアーチファクトを、撮像時間の延長,S/Nの劣化,空間分解能の劣化を招くことなく除去する。【構成】NMR信号の計測パルスシーケンス中に行われる位相エンコードの位相エンコードステップ幅とステップ数とを被検体の大きさに応じて可変設定できるようにし、それらを可変設定することにより計測視野を変更した場合にも撮像視野は所定のものとし、不要な部分は画像表示しないようにする。そして、視野を変更しても、計測の加算回数と位相エンコード数との積は変えないようにする。【効果】被検体が撮像指定視野より大きくても、位相エンコードの識別範囲が撮像指定視野よりも拡大されているので、折り返しアーチファクトは発生せず、また、撮像のためのパルスシーケンス実行回数は一定であるので撮像時間及び画質への影響もない。
請求項(抜粋):
被検体を静磁場内に置き、前記被検体に高周波磁場と、スライス位置設定用,位相エンコード用及び周波数エンコード用の各傾斜磁場とを所定のパルスシーケンスに則って印加し、前記被検体内からのNMR信号を検出し、このNMR信号をフーリエ変換法により画像再構成して所定撮像視野の画像を表示する磁気共鳴イメージング装置において、前記位相エンコード方向傾斜磁場のステップ幅とステップ数との双方を可変設定することによりNMR信号の計測視野を可変設定する計測視野可変設定手段と、前記位相エンコード方向傾斜磁場のステップ幅とステップ数を変更したパルスシーケンスを実行した場合にも、再構成画像の撮像視野を前記所定撮像視野に維持する画像処理手段とを備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (5件):
A61B 5/05 380 ,  A61B 5/05 312 ,  A61B 5/05 370 ,  A61B 5/05 377 ,  G01N 24/08 Y
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-121041
  • 特開平1-121041
  • 特開昭64-027542
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