特許
J-GLOBAL ID:200903046305130708
可変容量型ターボチャージャの制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-298698
公開番号(公開出願番号):特開平11-132050
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】可変容量機構が過度に内燃機関の排気圧を増大させる方向に作動していることを迅速に回避することのできる可変容量型ターボチャージャの制御装置を提供する。【解決手段】ディーゼルエンジン11の過給圧は、電子制御ユニットを通じてターボチャージャ35の可変容量機構が制御(ノズルベーンの開閉)されることによって調整される。ノズルベーンの開度調整は、ノズル用エレクトリック・バキューム・レギュレーティング・バルブの電磁ソレノイドに対する印加電圧をデューティ比指令値に基づきデューティ制御することによって行われる。そして、電子制御ユニットは、ノズルベーンの閉じ過ぎを防止するためのデューティ比指令値のガード値をエンジン回転数に応じて可変設定し、そのガード値と実際のデューティ比指令値との比較に基づきノズルベーンの閉じ過ぎ発生を判定する。
請求項(抜粋):
内燃機関からの排気ガス流に基づき作動することにより同機関の燃焼室に吸入される空気の過給を行うとともに、可変容量機構の操作を通じてその作動量が制御される可変容量型ターボチャージャの制御装置であって、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記燃焼室に吸入される空気の過給値が前記検出される機関運転状態に基づき求められる目標過給値に近づくよう前記可変容量機構を制御する制御手段と、同検出される機関運転状態に基づき前記可変容量機構の機関排気圧増大方向への作動をガードするためのガード値を設定するガード値設定手段と、この設定されるガード値と前記可変容量機構の制御量との比較に基づき同可変容量機構の過度の機関排気圧増大方向への作動を判定する過剰制御状態判定手段と、を備えることを特徴とする可変容量型ターボチャージャの制御装置。
IPC (3件):
F02B 37/12 302
, F02B 37/24
, F02D 23/02
FI (3件):
F02B 37/12 302 Z
, F02D 23/02 Z
, F02B 37/12 301 Q
引用特許:
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