特許
J-GLOBAL ID:200903046311870543
基体に親水性被膜を形成する方法およびこのような被膜を備えた基体、特に医療用装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-033244
公開番号(公開出願番号):特開平8-317970
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【課題】 水性流体と接触した際に滑性となる親水性被膜を、基体、特に人体内に導入するための医療用装置または該装置の部品に形成する方法、並びにこのような親水性被膜を備えた基体、特に医療用装置を提供する。【解決手段】 有機酸官能基を有するポリマーと、有機酸基と反応することのできる官能基をもつ多官能性架橋剤との水性分散液またはエマルションを含む、第一の水性被覆組成物で、該基体を被覆し、該第一の被覆組成物を乾燥して、有機酸基と反応性の官能基を依然として含む実質的に水-不溶性の被膜層を得る。次いで、該乾燥した第一の被覆層を、有機酸官能基をもつ親水性ポリマーの水性溶液または分散液を含む第二の水性被覆組成物と接触させ、これらの組み合わせた被膜を乾燥して、該架橋剤を介して、該親水性ポリマーと該第一被覆組成物のポリマーとを結合させる。
請求項(抜粋):
水性流体と接触した際に滑性となる親水性の被膜を、基体に形成する方法であって、a) 有機酸官能基を有するポリマーと、有機酸基と反応することのできる官能基をもつ多官能性架橋剤との水性分散液またはエマルションを含む、第一の水性被覆組成物で該基体を被覆し、該第一の被覆組成物を乾燥して、有機酸基と反応性の官能基を依然として含む実質的に水-不溶性の被膜層を得る工程と、b) 該乾燥した第一の被覆層を、有機酸官能基をもつ親水性ポリマーの水性溶液または分散液を含む第二の水性被覆組成物と接触させ、これらの結合した被膜を乾燥して、該架橋剤を介して、該親水性ポリマーと該第一被覆組成物のポリマーとを結合させる工程、を含むことを特徴とする、上記方法。
IPC (9件):
A61L 29/00
, A61L 31/00
, A61M 25/00
, C03C 17/32
, C08J 7/04 CFD
, C08J 7/04 CFF
, C08L 33/02 LHR
, C08L 75/04 NFX
, C09D201/00 PDC
FI (10件):
A61L 29/00 W
, A61L 29/00 Z
, A61L 31/00 Z
, C03C 17/32 A
, C08J 7/04 CFD T
, C08J 7/04 CFF T
, C08L 33/02 LHR
, C08L 75/04 NFX
, C09D201/00 PDC
, A61M 25/00 410 B
引用特許:
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