特許
J-GLOBAL ID:200903046313325224

ブレ補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 久男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-034572
公開番号(公開出願番号):特開平11-231368
出願日: 1998年02月17日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 特別なセンサを用いることなく高精度にブレを補正することができるブレ補正装置を提供する。【解決手段】 理想的駆動電流演算部7は、ブレ補正レンズが加速度を受けなかったときの理想的な駆動電流を演算する。疑似アクチュエータ71は、実際のアクチュエータと同様の挙動をするアクチュエータのモデルであり、固有角振動数ωn、減衰定数ζ、アクチュエータ駆動能力定数βなどによってモデルを記述する。EEPROM10は、これらの定数を調整時に記憶し、理想的駆動電流演算部7は、これらの定数をブレ補正時に読み出して、理想的駆動電流を演算する。実際のアクチュエータに流れる駆動電流と理想的駆動電流の差は、手ブレによる加速度に対応する信号成分である。ブレ補正レンズの目標位置は、この信号成分に基づいて演算できるために、角速度センサなどの特別なセンサが必要ない。
請求項(抜粋):
ブレを補正するブレ補正光学系と、前記ブレ補正光学系を駆動する駆動部と、前記ブレ補正光学系がブレによる加速度を受けたときの駆動信号を検出する駆動信号検出部と、前記ブレ補正光学系がブレによる加速度を受けなかったときの理想的駆動信号を演算する理想的駆動信号演算部と、前記駆動信号と前記理想的駆動信号とに基づいて、位置指令値を演算する位置指令値演算部と、前記位置指令値に基づいて、前記駆動部を制御する制御部と、前記理想的駆動信号を演算するための定数及び/又は係数を記憶する記憶部とを含み、前記理想的駆動信号演算部は、前記定数及び/又は前記係数と前記位置指令値とに基づいて、前記理想的駆動信号を演算すること、を特徴とするブレ補正装置。

前のページに戻る