特許
J-GLOBAL ID:200903046316923203
切断性に優れた偏平チユーブ用Al合金ブレージングシート条の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-185738
公開番号(公開出願番号):特開平5-009671
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 ラジエーター等の偏平チューブ材として用いられるアルミニウム合金ブレージングシートの切断性を向上させ、切断時のばりの発生を低減させることが可能なブレージングシートの製造方法。【構成】 Si、Fe、Cu、Mnを含むAl合金およびこれにMg、Cr、Zr、Tiの1種または2種以上を含むAl合金を芯材とし、Al-Si合金ろう材を片面に有し、犠牲効果を有するAl合金を片面に有するAl合金鋳塊を、熱間圧延後に30%以上の圧延率で冷間圧延を行い、320°Cを越え400°Cまでの温度で0.5〜12hrの焼鈍を施し、続いて30%を越え60%までの圧延率で冷間圧延を行い、320°C〜400°Cの温度で0.5〜12hrの焼鈍を施し、次いで冷間圧延を行う切断性に優れたチューブ用アルミニウム合金ブレージングシートの製造方法。
請求項(抜粋):
Si:0.05〜0.8wt%、Fe:0.05〜0.6wt%、Cu:0.1〜1.0wt%、Mn:0.6〜1.6wt%を含有し、更に0.5wt%以下のMg、0.3wt%以下のCr、0.3wt%以下のZr、0.3wt%以下のTiを1種または2種以上含有し、残部実質的にAlからなるAl合金を芯材とし、その片面にAl-Si系合金ろう材を片面にクラッドし、他面に犠牲効果を有するAl合金材をクラッドしたAl合金鋳塊を均質化処理、熱間圧延、冷間圧延、焼鈍の工程にて製造するにあたり、熱間圧延後に30%以上の圧延率で冷間圧延を行い、320°Cを越え400°Cで0.5〜12hrの保持を行う焼鈍を施し、続いて30%を越え60%の圧延率で冷間圧延を行い、320〜400°Cで0.5〜12hrの保持を行う焼鈍を施し、所定の強度を得るための冷間圧延を行うことを特徴とする切断性に優れた偏平チューブ用Al合金ブレージングシート条の製造方法。
IPC (2件):
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