特許
J-GLOBAL ID:200903046320345907
目標追跡維持装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-104782
公開番号(公開出願番号):特開平10-300846
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 追跡対象外目標が出現した場合に、全ての目標の分離・検索・判別を行い、これらの目標群と前回追跡した目標の目標情報と比較し、最も近接している目標を選択する目標追跡方法を取り入れて追跡対象目標の追跡を維持する目標追跡維持装置を得る。【解決手段】 信号処理部と、ドップラ・距離・角度追跡フィルタ部との間に、信号処理部からの目標情報を目標毎に分離し目標番号を得る目標番号追加部と、分離した目標の中から追跡対象候補となる目標を選択し情報を得て目標情報を分割する追跡目標電力判定部と、分割された目標情報を再結合する目標情報結合部と、追跡対象候補群から追跡対象目標に最も近接した目標を選択し情報を得てその目標のドップラ誤差・距離誤差・角度誤差を取り出す目標候補判定部を設けた。
請求項(抜粋):
目標に関する受信ビデオを得るレーダ装置と、上記受信ビデオが入力され、目標に関する目標情報を得る信号処理部と、上記目標情報が入力され、目標が複数の場合には、この目標情報内の目標群を目標毎に分離し、目標番号を得て、入力された目標情報に目標番号を追加する目標番号追加部と、上記目標番号追加部で得た上記目標情報が入力され、目標情報内の目標毎の受信電力と、前回までに選択し追跡した目標の平均受信電力を比較し、受信電力に関する追跡目標候補の順番を得て、入力された目標情報に受信電力に関する追跡目標候補の順番を追加し、この目標情報を距離に関する目標情報と、ドップラに関する目標情報と、角度に関する目標情報に分割する追跡目標電力判定部と、上記追跡目標電力判定部で分割された上記距離に関する目標情報が入力され、目標に対する距離誤差を得て、入力された距離に関する目標情報に距離誤差を追加する距離誤差検出部と、上記追跡目標電力判定部で分割された上記ドップラに関する目標情報が入力され、目標に対するドップラ誤差を得て、入力されたドップラに関する目標情報にドップラ誤差を追加するドップラ誤差検出部と、上記追跡目標電力判定部で分割された上記角度に関する目標情報が入力され、目標に対する角度誤差を得て、入力された角度に関する目標情報に角度誤差を追加する角度誤差検出部と、上記距離誤差検出部で得た上記距離に関する目標情報と、上記ドップラ誤差検出部で得た上記ドップラに関する目標情報と、上記角度誤差検出部で得た上記角度に関する目標情報が入力され、これらの目標情報を目標毎に分割して目標毎の情報にまとめて、この目標毎の情報を一つの目標情報に結合する目標情報結合部と、上記目標情報結合部で結合された上記目標情報が入力され、この目標情報内の目標毎の全ての追跡目標候補の順番から追跡対象となる目標を選択し、この選択した目標の距離誤差、ドップラ誤差、角度誤差を目標情報から取り出す目標候補判定部と、上記目標候補判定部で取り出された上記選択した目標の距離誤差が入力され、上記レーダ装置へ与える距離制御量を得る距離追跡フィルタ部と、上記目標候補判定部で取り出された上記選択した目標のドップラ誤差が入力され、上記レーダ装置へ与えるドップラ制御量を得るドップラ追跡フィルタ部と、上記目標候補判定部で取り出された上記選択した目標の角度誤差が入力され、上記レーダ装置へ与える角度制御量を得る角度追跡フィルタ部とから構成されることを特徴とする目標追跡維持装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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