特許
J-GLOBAL ID:200903046322704947
高温耐腐食性複合被覆
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-221235
公開番号(公開出願番号):特開平6-220607
出願日: 1993年09月06日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【構成】 白金および被覆のM成分のアルミナイドを含有する表面層を有するMが鉄、コバルト又はニッケルであるM系超合金基材用複合保護MCrAlY系被覆システム。表面層は、被覆のM成分中固溶体の過剰クロムを含むことができ、被覆の表面層中の総クロム含量は約40重量%以下である。MCrAlY被覆の堆積、場合によりそのクロマイジング、さらにアルミナイジングならびに適当量の白金および適当な熱処理によるプラチナイジングにより製造する。被覆をアルミナイジングする直前にプラチナイジングすることもできる。【効果】 超合金ガスタービンにおける高温および550〜750°C程度の低温での酸化、侵食抵抗性を高めることができる。
請求項(抜粋):
Mが鉄、コバルトおよびニッケルの少なくとも一つであるM系超合金基材に、表面またはその近傍にアルミナイドを含有する勾配複合保護被覆システムを付与する方法において、該方法が、基材表面に、被覆材料中のAl含量が、4ないし20重量%の範囲内にあるMCrAlY系の合金被覆材料を適用し;場合により、MCrAlY系被覆をクロマイジングして、被覆のM成分中固溶体の過剰クロムを有するクロマイジングした上層をもつ被覆を生成させ、クロマイジング後のMCrAlY系被覆の表面層中の総クロム含量が好ましくは約40%以下、もっとも好ましくは35ないし40%であるようにし;前に用いた処理工程で得られた被覆をアルミナイジングして、被覆のM成分のアルミナイドを含む表面層を有する被覆を生成させ;アルミナイジングした被覆表面に白金層を堆積させ;さらに得られた被覆を熱処理して、白金層を下層のアルミナイド含有層中に拡散させることにより被覆をプラチナイジングし、それによって白金変性アルミナイド表面層を有するMCrAlY被覆を生成させる工程を含む方法。
IPC (2件):
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