特許
J-GLOBAL ID:200903046327873038

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-035849
公開番号(公開出願番号):特開平7-241290
出願日: 1994年03月07日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 トレースラインや超音波波形から容易に真のピークを検出可能な超音波診断装置を提供する。【構成】 オートトレース回路34が、ドプラ波形をトレースし、得られたトレースライン情報がピーク検出回路36に出力される。そして、このピーク検出回路36において、分割部が指定範囲内のトレースラインを所定区間毎に複数に分割する。次に、シフト部が、各区間を連動して時間軸上に複数回シフトさせ、区間ピーク検出部が、各区間における区間ピークをシフト毎に検出する。そして、真ピーク検出部が、複数の区間ピークの座標のなかで不変の座標を有するピークを、指定範囲のトレースラインの真のピ-クとして検出する。従って、精度の高い真のピークが簡単な装置構成で検出できる。これにより、血管機能や心機能等の診断の信頼性が向上し、診断時間の短縮が可能となる。
請求項(抜粋):
超音波ビームを被検体に送受波し、得られた受信波に基づいて超音波波形を表示する超音波診断装置であって、前記超音波波形を、時間軸上において所定区間毎に分割する分割手段と、前記各区間を、時間軸上で連動して所定量ずつ所定回数シフトさせるシフト手段と、前記所定回数のシフト毎に、前記各区間における超音波波形の区間ピークの座標を検出する区間ピーク検出手段と、複数の前記区間ピークの座標のなかで不変の座標を判定し、これを前記超音波波形の真のピークとして検出するピーク検出手段と、を有することを特徴とする超音波診断装置。

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