特許
J-GLOBAL ID:200903046330475760
誘電体磁器組成物の製造方法および製造された誘電体磁器組成物を用いたセラミックコンデンサ
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-074357
公開番号(公開出願番号):特開2004-277263
出願日: 2003年03月18日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】チタン酸バリウム粉体に添加物をむら無く被覆することにより、誘電体層での成分の局在を防止することのできる誘電体磁器組成物を得る。【解決手段】水に水酸化マグネシウムまたは塩基性炭酸マグネシウムを分散させた分散液に炭酸ガスを吹き込んで、水酸化マグネシウムまたは塩基性炭酸マグネシウムを炭酸水素マグネシウムとして水に溶解させた後、この炭酸水素マグネシウム水溶液にチタン酸バリウム粉体を投入し、チタン酸バリウム懸濁液を得る。そして、この懸濁液を50°C以上に加熱して、均一沈殿法により、塩基性炭酸マグネシウムがチタン酸バリウム粉体の表面に付着するように沈殿させる。さらに、沈殿物を空気中もしくは酸化性雰囲気中で400°C以上1000°C未満の温度で焼成し、水酸化マグネシウムを酸化マグネシウムに変化させ、酸化マグネシウムで被覆したチタン酸バリウム粉体を誘電体磁器粉末として得る。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
水に水酸化マグネシウムまたは塩基性炭酸マグネシウムを分散させた分散液に炭酸ガスを吹き込んで、前記水酸化マグネシウムまたは塩基性炭酸マグネシウムを炭酸水素マグネシウムとして水に溶解させる工程と、
この炭酸水素マグネシウム水溶液にチタン酸バリウム粉体を投入し、チタン酸バリウム懸濁液を得る工程と、
前記懸濁液を50°C以上に加熱することにより、溶解した炭酸水素マグネシウムを塩基性炭酸マグネシウムとして、チタン酸バリウム粉体の表面に付着するように沈殿させる工程と、
沈殿反応終了後に、沈殿物を空気中もしくは酸化性雰囲気中で400°C以上1000°C未満の温度で焼成し、水酸化マグネシウムを酸化マグネシウムとする工程により、
酸化マグネシウムで被覆したチタン酸バリウム粉体を誘電体磁器粉末として得ることを特徴とする誘電体磁器組成物の製造方法。
IPC (3件):
C04B35/46
, C01G23/00
, H01G4/12
FI (4件):
C04B35/46 D
, C01G23/00 C
, H01G4/12 415
, H01G4/12 418
Fターム (24件):
4G031AA03
, 4G031AA06
, 4G031AA08
, 4G031AA11
, 4G031AA17
, 4G031AA18
, 4G031AA19
, 4G031AA30
, 4G031BA09
, 4G031CA05
, 4G031GA01
, 4G031GA02
, 4G031GA05
, 4G047CA07
, 4G047CB05
, 4G047CB09
, 4G047CC02
, 4G047CD03
, 5E001AE02
, 5E001AE03
, 5E001AH01
, 5E001AH05
, 5E001AH09
, 5E001AJ02
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