特許
J-GLOBAL ID:200903046353991936

反響消去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005597
公開番号(公開出願番号):特開平7-212279
出願日: 1994年01月24日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 語と語の区切り、息継ぎなどの無音区間でも安定に動作し、収束速度を遅くすることなく、大きな反響消去量を得る。【構成】 入力信号x(n) からベクトルx(n) 、そのノルム‖x(n) ‖2 を得る。x(n) 、反響信号y(n) 、残差信号e(n) から回路23で反響路の騒音レベルを検出し、これに応じた正定数βを決定する。回路25でのe(n) x(n)/(‖x(n) ‖2 +β)(α:ステップサイズ)を演算し、その結果を前回の推定反響路インパルス応答h(n) ′に加算してh(n+1) ′として擬似反響路に設定する。
請求項(抜粋):
反響路への入力信号を、ディジタルフィルタで構成された擬似反響路へ通して擬似反響信号を得、その擬似反響信号を、上記入力信号が上記反響路を経由した反響信号から差し引いて上記反響信号を消去し、上記反響信号から上記擬似反響信号を差し引いた残差信号と上記入力信号とから推定手段で学習同定法あるいはES法により上記反響路のインパルス応答を逐次推定して、上記擬似反響路に設定する反響消去装置において、上記反響路の騒音レベルと対応し、これが大きいと、大と選定された零除算防止用定数を記憶する記憶部を備え、上記推定手段は、上記学習同定法あるいはES法の修正項における分母に上記零除算防止用定数を加算して演算を行う手段であることを特徴とする反響消去装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭56-052938
  • 特開昭59-061233
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-052938
  • 特開昭59-061233

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