特許
J-GLOBAL ID:200903046360991704

ヘテロアリールジアザシクロアルカン類、その製造方法及びその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-614237
公開番号(公開出願番号):特表2002-543070
出願日: 2000年04月19日
公開日(公表日): 2002年12月17日
要約:
【要約】本発明は、ニコチン性アセチルコリンレセプターに於けるコリン作動性リガンドであると見出されている新規のヘテロアリールジアザシクロアルカン誘導体に関する。上記薬理学的特徴(profile)の故に、本発明の化合物は中枢神経系(CNS)のコリン作動性系に関連するような多様な疾患又は障害、平滑筋収縮に関連する疾患又は障害、内分泌腺疾患又は障害、神経変性に関連する疾患又は障害、炎症に関連する疾患又は障害、苦痛、化学物質乱用の中止に起因する禁断症状の治療に有効である。
請求項(抜粋):
標識された又は標識されていない形での一般式I【化1】で表わされるジアザシクロアルカン誘導体又は式II、III又はIV【化2】 のいずれかによって表わされるその二量体化合物、そのあらゆる対掌体、そのあらゆる混合物、そのNオキシド又はその薬学的容認された塩{式中、 nは1,2又は3であり; mは0.1又は2であり; Rは、水素、アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、ア ルケニル基、アルキニル基、アラルキル基、アルコキシピリジル基又はアル ケンオキシピリジル基であるか; 又は 式II中の“-R-B-R-”は単結合架橋(”-”、すなわちR及びBは 存在しない)又は式“R-R-”の架橋基(すなわちBは存在しない)、又 は式“-R-”の架橋基(すなわちRは二量体を構成する2個の化合物のう ちの1個だけに存在しない)を示すか;又は 式IV中の“R-B-R1 ”は単結合架橋(”-”、すなわちR、B及びR 1 は存在しない)又は式“R-R1 -”の架橋基(すなわちBは存在しない )を示すか;又は 式IV中の“R-B”は単結合架橋(”-”、すなわちR及びBは存在せず 、R1 は存在する)を示す;又は R及びR1 は同一であり、そして単環状5〜6員成ヘテロ環状残基を示し、こ のヘテロ環状残基はアルキル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコ キシ、アルコキシシクロアルキル、シクロアルコキシアルコキシ、シクロア ルキルアルキル、ヒドロキシアルコキシ、アルケニル、アルコキシアルケニ ル、アルキニル、アルコキシアルキニル、アルケンオキシ、アルキンオキシ 、アルキルチオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、アルキルセレノ、アル ケニルセレノ、アルキニルセレノ、メチレンジオキシ、トリフルオロメタン スルホニルオキシ、ハロゲン、-OH,-CF3 ,-OCF3 ,-CN,ア ミノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム、アシルオキシム、又は式-C COR3 ,-CONR2 R3 ,-NH-CO2 R2 ,-NH-COR2 又は -OCO-NR2 R3 (式中、R2 及びR3 は相互に独立して水素又はアル キルを示す。)で表わされる基によって1回以上置換されていてよい;そし て R1 は単環状5〜6員成ヘテロ環状残基を示し、 このヘテロ環状残基はアルキル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアル コキシ、アルコキシシクロアルキル、シクロアルコキシアルコキシ、シクロ アルキルアルキル、ヒドロキシアルコキシ、アルケニル、アルコキシアルケ ニル、アルキニル、アルコキシアルキニル、アルケンオキシ、アルキンオキ シ、アルキルチオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、アルキルセレノ、ア ルケニルセレノ、アルキニルセレノ、メチレンジオキシ、トリフルオロメタ ンスルホニルオキシ、ハロゲン、-OH,-CF3 ,-OCF3 ,-CN, アミノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム、アシルオキシム、又は式- COOR3 ,-CONR2 R3 ,-NH-CO2 R2 ,-NH-COR2 又 は-OCO-NR2 R3 (式中、R2 及びR3 は相互に独立して水素又はア ルキルを示す。)で表わされる基によって1回以上置換されていてよいか; 又は このヘテロ環状残基はアリール基によって置換されていてよく、このアリー ル基は場合によりアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ア ルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アルケンオキシ、 アルキンオキシ、メチレンジオキシ、ハロゲン、-OH,-CF3 ,-OC F3 ,-CN,アミノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム、アシルオキ シムによって1回以上置換されていてよいか;又は このヘテロ環状残基は式“-X-アルキル-Y-アルキル”で表わされる基 に置換されていてよく、この式中、X及びYは相互に独立してO(エポキシ )、S,NH、N-アルキル又はSeを示し、アルキルは場合によりアルコ キシ又はアルキルチオによって置換されている;又は このヘテロ環状残基は式“-X-(ALK)o -アリール”で表わされる基 によって置換されていてよく、この式中、XはO,S,NH、N-アルキル 又はSeを示し、“ALK”はアルキル、アルケニル又はアルキニルを示し 、アリールは場合によりアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキ ル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アルケンオ キシ、アルキンオキシ、メチレンジオキシ、ハロゲン、-OH,-CF3 , -OCF3 ,-CN,アミノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム又はア シルオキシムによって1回以上置換されていてよく、o は0又は1であるか ;又は このヘテロ環状残基は式“-X-(ALK)o -Z”で表わされる基によっ て置換されていてよく、この式中、“ALK”はアルキル、アルケニル又は アルキニルを示し、XはO,S,NH、N-アルキル又はSeを示し、Zは 5又は6員成単環状ヘテロ環状残基であり、このヘテロ環状残基は場合によ りアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルケニル、アル キニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アルケンオキシ、アルキンオキシ 、メチレンジオキシ、ハロゲン、-OH,-CF3 ,-OCF3 ,-CN, アミノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム又はアシルオキシムによって 1回以上置換されていてよく、o は0又は1であるか;又は このヘテロ環状残基は別の単環状5〜6員成ヘテロ環状残基によって置換さ れていてよく、この付加的なヘテロ環状残基はアルキル、シクロアルキル、 シクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロア ルコキシ、アルケンオキシ、アルキンオキシ、メチレンジオキシ、ハロゲン 、-OH,-CF3 ,-OCF3 ,-CN,アミノ、ニトロ、オキシム、ア ルキルオキシム又はアシルオキシムによって1回以上置換されていてよいか ;又は このヘテロ環状残基は式“(ALK)o -HET”で表わされる基によって 置換されていてよく、この式中、“ALK”はアルキル、アルケニル又はア ルキニルを示し、oは0又は1を示し、HETは非芳香族ヘテロ環状残基を 示すか;又は あるいは R1 は二環状ヘテロ環状残基を示し、この二環状残基はベンゼン環に縮合され た5〜6員成単環状ヘテロ環状残基からなり、 この二環状残基はアルキル、アルコキシ、アルコキシ-アルコキシ、シクロ アルキル、アルコキシシクロアルキル、シクロアルコキシアルコキシ、シク ロアルキルアルキル、ヒドロキシアルコキシ、アルケニル、アルコキシアル ケニル、アルキニル、アルコキシアルキニル、アルケンオキシ、アルキンオ キシ、アルキルチオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、アルキルセレノ、 アルケニルセレノ、アルキニルセレノ、メチレンジオキシ、トリフルオロメ タンスルホニルオキシ、ハロゲン、-OH,-CF3 ,-OCF3 ,-CN ,アミノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム、アシルオキシム、又は式 -CCOR3 ,-CONR2 R3 ,-NH-CO2 R2 ,-NH-COR2 又は-OCO-NR2 R3 (式中、R2 及びR3 は相互に独立して水素又は アルキルを示す。)で表わされる基によって1回以上置換されていてよいか ;又は この二環状ヘテロ環状残基はアリール基によって置換されていてよく、この アリール基は場合によりアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキ ル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アルケンオ キシ、アルキンオキシ、メチレンジオキシ、ハロゲン、-OH,-CF3 , -OCF3 ,-CN,アミノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム又はア シルオキシムによって1回以上置換されていてよいか;又は この二環状ヘテロ環状残基は別の単環状5〜6員成ヘテロ環状残基によって 置換されていてよく、この付加的なヘテロ環状残基は場合によりアルキル、 シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルケニル、アルキニル、アル コキシ、シクロアルコキシ、アルケンオキシ、アルキンオキシ、メチレンジ オキシ、ハロゲン、-OH,-CF3 ,-OCF3 ,-CN,アミノ、ニト ロ、オキシム、アルキルオキシム又はアシルオキシムによって1回以上置換 されていてよいか;又は 式III中の“-R1 -B-R1 -”は単結合架橋(”-”、すなわちR1 及 びBは存在しない)又は式“R1 -R1 -”の架橋基(すなわちBは存在し ない)、又は式“-R1 -”の架橋基(すなわちR1 は二量体を構成する2 個の化合物のうちの1個だけに存在しない)を示すか;又は 式IV中の“R1 -B-R”は単結合架橋(”-”、すなわちR、B及びR1 は存在しない)又は式“R1 -R-”の架橋基(すなわちBは存在しない) を示すか;又は 式IV中の“R1 -B”は単結合架橋(”-”、すなわちR1 及びBは存在せ ず、Rは存在する)を示す;又は R及び(又は)R1 はこれらが結合する窒素原子と一緒になってアルキル-オ ニウム塩、ジアルキル-オニウム塩、シクロアルキル-オニウム塩、アルキ ル-シクロアルキル-オニウム塩、ジシクロアルキル-オニウム塩、アルキ ル-シクロアルキルアルキル-オニウム塩、シクロアルキル-シクロアルキ ルアルキル-オニウム塩、又はジシクロアルキルアルキル-オニウム塩を示 し、そして Bは単結合架橋(”-”、すなわちBは存在しない)又は式“-ALK-”, “-ALK-X-ALK-”,“-X-ALK-X-”,“-PHE-”, “-X-PHE-X-”又は“-ALK-PHE-ALK-”の架橋要素[ 式中、“ALK”は単結合架橋(”-”、すなわちALKは存在しない)又 はアルキル、アルケニル又はアルキニルを示し、“PHE”はフェニレン( ベンゼン-ジイル)基を示し、XはO、S、NH、N-アルキル又はSeを 示す]を示す。}。
IPC (21件):
C07D213/61 ,  A61K 31/44 ,  A61K 31/4427 ,  A61K 31/496 ,  A61K 31/501 ,  A61K 31/551 ,  A61K 51/00 ,  A61P 25/00 ,  A61P 25/02 ,  A61P 25/04 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/28 ,  A61P 25/30 ,  A61P 25/34 ,  C07D213/65 ,  C07D213/74 ,  C07D401/04 ,  C07D401/14 ,  C07D403/04 ,  C07D405/14 ,  C07D417/04
FI (22件):
C07D213/61 ,  A61K 31/44 ,  A61K 31/4427 ,  A61K 31/496 ,  A61K 31/501 ,  A61K 31/551 ,  A61P 25/00 ,  A61P 25/02 ,  A61P 25/04 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/28 ,  A61P 25/30 ,  A61P 25/34 ,  C07D213/65 ,  C07D213/74 ,  C07D401/04 ,  C07D401/14 ,  C07D403/04 ,  C07D405/14 ,  C07D417/04 ,  A61K 43/00 ,  A61K 49/02 Z
Fターム (62件):
4C055AA01 ,  4C055BA01 ,  4C055BA02 ,  4C055BA51 ,  4C055CA02 ,  4C055CA03 ,  4C055CA39 ,  4C055CA42 ,  4C055CA52 ,  4C055CB02 ,  4C055CB08 ,  4C055CB10 ,  4C055DA01 ,  4C055EA01 ,  4C063AA01 ,  4C063AA03 ,  4C063AA05 ,  4C063BB01 ,  4C063BB08 ,  4C063CC34 ,  4C063CC36 ,  4C063CC39 ,  4C063CC62 ,  4C063CC71 ,  4C063DD12 ,  4C063DD28 ,  4C063DD36 ,  4C063EE01 ,  4C084AA12 ,  4C084MA02 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA012 ,  4C084ZA022 ,  4C084ZA082 ,  4C084ZA152 ,  4C084ZA162 ,  4C084ZA212 ,  4C084ZC392 ,  4C085HH03 ,  4C085HH20 ,  4C085KA26 ,  4C086AA02 ,  4C086AA03 ,  4C086BC17 ,  4C086BC50 ,  4C086BC57 ,  4C086BC82 ,  4C086GA02 ,  4C086GA07 ,  4C086GA08 ,  4C086GA12 ,  4C086GA16 ,  4C086MA02 ,  4C086MA03 ,  4C086MA05 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA01 ,  4C086ZA08 ,  4C086ZA15 ,  4C086ZA16 ,  4C086ZA21 ,  4C086ZC39

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