特許
J-GLOBAL ID:200903046362544780

ニトリルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-232497
公開番号(公開出願番号):特開平10-330343
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 アルカンから工業原料として有用なニトリルを、比較的低い温度で、高収率且つ高選択率で製造する方法を提供する。【解決手段】 アルカンを酸素とアンモニアの共存下で接触気相酸化してニトリルを製造するに際し、一般式(1)で表され、且つ特定のユニットセルパラメータの結晶構造を有し、特定の主要粉末X線回折ピークを有する複合酸化物を含有する触媒を使用する。【化1】MoaVbSbcXxOn (1)(Xは、Ti、Zr、Nb、Ta、Cr、W、Mn、Fe、Ru、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt、 Cu、Ag、Zn、In、Sn、Pb、Bi、Ce、及びアルカリ土類金属の中から選ばれた1種以上の金属元素を表し、a=1とするとき、0.02≦b≦0.99、0.001≦c≦0.9、0≦x≦0.89であり、0.001≦c/b≦0.80であり、nは他の元素の酸化状態によって決定される値である。)
請求項(抜粋):
アルカンを酸素とアンモニアの共存下で接触気相酸化してニトリルを製造するに際し、一般式(1)で表される複合酸化物であって、表-1に示すようなユニットセルパラメーターの結晶構造を有し、表-2に示すような主要粉末X線回折ピークを有する結晶性複合酸化物を含有する触媒を使用することを特徴とするニトリルの製造方法。【化1】MoaVbSbcXxOn (1)(Xは、Ti、Zr、Nb、Ta、Cr、W、Mn、Fe、Ru、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt、Cu、Ag、Zn、In、Sn、Pb、Bi、Ce、及びアルカリ土類金属の中から選ばれた1種以上の金属元素を表し、a=1とするとき、0.02≦b≦0.99、0.001≦c≦0.9、0≦x≦0.89であり、0.001≦c/b≦0.80であり、nは他の元素の酸化状態によって決定される値である。)【表1】 表-1------------------------------------ パラメータ 数値------------------------------------ a 2.68(±0.04)nm×k(k=整数) b 2.12(±0.04)nm c 0.401(±0.006)nm α 90.0° β 90.0° γ 90.0°------------------------------------ (斜方晶、a軸は2.68の整数倍の可能性を有している。) 【表2】
IPC (8件):
C07C253/24 ,  B01J 23/28 ,  B01J 23/31 ,  B01J 23/34 ,  B01J 23/652 ,  B01J 23/88 ,  C07C255/08 ,  C07B 61/00 300
FI (8件):
C07C253/24 ,  B01J 23/28 X ,  B01J 23/31 X ,  B01J 23/34 X ,  B01J 23/88 X ,  C07C255/08 ,  C07B 61/00 300 ,  B01J 23/64 103 X

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