特許
J-GLOBAL ID:200903046365215583

FFV用エンジンの始動制御方法及び始動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-311037
公開番号(公開出願番号):特開平5-149223
出願日: 1991年11月26日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ヒータなどの加熱手段をエンジンの吸気通路に介装せずにアルコール濃度に応じて燃料を効率よく加熱してエンジンに供給し、始動性を向上する。【構成】 アルコール濃度をパラメータとして設定した始動可能判定温度と冷却水温とを比較して始動不能と判定すると、ヒータリレーをONしてPTCヒータ34の通電を開始し、第1切換ソレノイドバルブ32、第2切換ソレノイドバルブ38に通電して、メイン燃料タンク26とサブ燃料タンク28とを遮断するとともにプレッシャレギュレータ29以降を第2燃料リターン通路40側に切り換える。そして、冷却水温TW に基づいて燃料加熱完了判別値COUNTSET を設定し、カウント値COUNT≧COUNTSET になると、第2燃料ポンプリレーをONして第2燃料ポンプを作動させ、サブ燃料タンク内の加熱された燃料を圧送して燃料を循環させる。そして、エンジンをクランキングさせ、インジェクタから加熱された燃料を噴射させる。
請求項(抜粋):
燃料のアルコール濃度とエンジン温度とに基づいて、燃料を加熱せずエンジンを始動可能か否かを判別する手順と、前記エンジンを始動可能か否かを判別する手順で始動不能と判別したとき、メイン燃料タンクを燃料の送出源及び戻り先とする第1の燃料循環系から、前記メイン燃料タンクに接続したサブ燃料タンクを燃料の送出源及び戻り先とする第2の燃料循環系に切り換える手順と、前記エンジンを始動可能か否かを判別する手順で始動不能と判別したとき、前記サブ燃料タンク内の燃料を加熱手段により加熱する手順と、前記サブ燃料タンク内の燃料の加熱が完了したか否かを判別するための判別値を設定する手順と、前記判別値を設定する手順で設定した判別値に基づき、前記加熱手段による前記サブ燃料タンク内の燃料の加熱が完了したか否かを判別する手順と、前記燃料の加熱が完了したか否かを判別する手順で加熱完了と判別したとき、前記第2の燃料循環系からエンジンに燃料を供給する手順とを備えたことを特徴とするFFV用エンジンの始動制御方法。
IPC (8件):
F02N 17/04 ,  F02D 19/08 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/06 330 ,  F02D 45/00 314 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 31/12 311 ,  F02N 11/08

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