特許
J-GLOBAL ID:200903046369382972

光学機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-240442
公開番号(公開出願番号):特開平6-088932
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 カムリングで複数のレンズ群を移動させる形式の光学機器においては、従来は該カムリングを切削加工で製作することが必要であったため製造コストが高価であった。また、ヘリコイドで鏡筒を移動させる機構では鏡筒の繰り出し長さが長くなるという問題点があった。本発明はカムリングを安価なコストで製作でき、鏡筒繰り出し長さを短くできる構造の光学機器を提供する。【構成】 本発明の光学機器では、カムリングを2体化し、前群レンズをヘリコイド駆動し、後群レンズをカム駆動するようにし、該カムリングを切削加工でなく成型加工で製作できるようにするとともに、平歯ヘリコイドと平歯ギアとによる差動機構で鏡筒を駆動するようにした。
請求項(抜粋):
前方レンズ群及び後方レンズ群の少くとも2群のレンズ群を有し、該レンズ群を光軸に沿って移動させることにより合焦動作や焦点距離変化を行うようになっている光学機器において、該前方レンズ群を保持するとともに複数条の雄ヘリコイドの一部からなる雄ヘリコイド突条部を3箇所に有する前群筒と、該後方レンズ群を保持するとともに3箇所にカムピンを有する後群筒と、該前群筒の雄ヘリコイド突条部と係合する3箇所の雌ヘリコイド溝を有するとともに該後群筒の前方への規制をカムピンとの係合で行う前カム面を有する前カムリングと、該前カムリングの雌ヘリコイド溝と同位相の3箇所の雌ヘリコイド溝を有するとともに該後群筒の後方への規制をカムピンとの係合で行う後カム面を有する後カムリングと、該前カムリングと該後カムリングとを一体とさせる係合部材と、該前群筒及び該後群筒の回転規制をする回転規制部材と、一体となった該前後カムリングを回転させる駆動機構と、を具備して成る光学機器。
IPC (2件):
G02B 7/10 ,  G02B 7/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-179906
  • 特開平1-164932
  • 特開平1-133014

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