特許
J-GLOBAL ID:200903046371476399

動き適応ノイズリダクション回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-127597
公開番号(公開出願番号):特開平5-328174
出願日: 1992年05月20日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】簡単な構成で、動画時に残像等の弊害が発生することを防止すると共に、十分なノイズ除去効果を得る。【構成】減算器3は入力映像信号からフレームメモリ5の出力を減算してフレーム間差分信号を得る。LPF11はフレーム間差分信号の低域を通過させ、動き検出回路6はLPF11出力から動きを検出する。リミット回路7はフレーム間差分信号の高域の小振幅成分を高域ノイズとして出力しており、加算器13は高域ノイズと低域成分とを加算して係数回路4に与える。係数回路4は加算器13の出力に係数kを掛けて減算器2に与え、減算器2は入力映像信号から係数回路4の出力を減算してノイズを除去する。これにより、高域ノイズを動きと誤検出することなく、ノイズ除去効果が低下することはない。また、小振幅成分のみ高域ノイズとして抽出しているので、動きの検出漏れによる弊害が軽減される。
請求項(抜粋):
入力された映像信号のN(Nは自然数)フレーム間又はNフィールド間の差分信号を得る第1の減算手段と、前記差分信号を低域成分と高域成分とに分割するフィルタ手段と、このフィルタ手段によって分割された差分信号の高域成分のうち小振幅成分を高域ノイズとして抽出する抽出手段と、前記フィルタ手段によって分割された差分信号の低域成分に基づいて絵柄の動きを検出して動き検出信号を出力する動き検出手段と、前記フィルタ手段によって分割された差分信号の低域成分に前記動き検出信号に基づく係数を乗算すると共に前記高域ノイズに前記動き検出信号に基づく係数を乗算して出力する係数手段と、前記入力された映像信号から前記係数手段の出力を減算することによりノイズを除去して出力する第2の減算手段とを具備したことを特徴とする動き適応ノイズリダクション回路。
IPC (2件):
H04N 5/21 ,  H04N 5/93

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