特許
J-GLOBAL ID:200903046377674214

ヒンジ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大坪 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-329963
公開番号(公開出願番号):特開平6-159347
出願日: 1992年11月16日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 第1部材と第2部材とを任意の開角度で停止し、かつ基準開角度を知ることができる、小型で安価なヒンジ機構を提供する。【構成】 第1部材に取り付けるブラケット2を、1枚のばね性の板金を加工して、一方向に巻かれた第1の嵌合部2cと、他方向に巻かれ、端部に窪み部2hを有する第2の嵌合部2fとを設けて、形成する。またヒンジ軸3を、第1,2の嵌合部2c,2fに所定のばね力で嵌合し、窪み部2hに嵌合する孔部3bを有する一方部3aと、第2部材に固定される他方部3cとを設けて、形成する。ブラケット2とヒンジ軸3とは、第1の嵌合部2cの摩擦力により任意の開角度で停止し、また窪み部2hと孔部3bとの嵌合により基準開角度を知ることができる。構成が簡素であるので小型かつ安価に製作できる。これらの条件が要求される装置,例えばヒンジ結合される本体部と蓋部とを有する電子ブックプレーヤーに用いることができる。
請求項(抜粋):
第1部材と第2部材とを揺動自在に結合するヒンジ機構において、上記第1部材へ取り付けられて回転を阻止する回転阻止部と、上記回転阻止部から連続して第1の方向に巻かれて形成された第1の嵌合部と、上記回転阻止部から連続して上記第1の方向とは反対方向である第2の方向に巻かれ、その端部に窪み部が形成された第2の嵌合部とを有する、1枚のばね性の板金からなるブラケットと、上記第1の嵌合部および上記第2の嵌合部にばね力をともなって嵌合し、かつ上記窪み部を嵌合する孔部が設けられた一方部と、上記第2部材に固定される他方部とを有するヒンジ軸とを備えてなることを特徴とするヒンジ機構。

前のページに戻る