特許
J-GLOBAL ID:200903046378751050

非対称ケージを有する等速ボール回転式継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-277407
公開番号(公開出願番号):特開平6-213244
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】所定のボール寸法のときボールケージの破壊強さを高める。【構成】この等速ボール回転式継手は、外輪がその内側凹部内に第一ボールレース2を有し、内輪がその外面に第二ボールレース5を有し、第一、第二レースが周面に均一に分布し、対で対向し且つ各1個のトルクを伝達するボール7を受容し、ボールケージ9がボール7を共通平面Eで保持し、且つボール数に対応した数の窓を有し、この窓内でボールがそれぞれ周方向に摺動可能であり、ボールケージ9内で窓の位置が周面に不均一に分布している。この場合ボールケージの横断面で見て、ケージ半径軸XA とケージ横軸XQ とを基準に、半径方向中心線Xnと半径軸XA との各最短角度距離がピッチ円の半径RT の角度距離と比較して減少しており、半径方向中心線Xnと横軸XQとの各最短角度距離が半径RT の角度距離と比較して拡大している。
請求項(抜粋):
外輪(1) がその内側凹部内に第一ボールレース(2) を有し、内輪(4) がその外面に第二ボールレース(5) を有し、第一、第二レース(2, 5)が周面に均一に分布し、対で対向し且つ各1個のトルクを伝達するボール(7) を受容し、ボールケージ(9) がボールを共通平面Eで保持し、且つボール数に対応した数の窓(8) を有し、この窓内でボール(7) がそれぞれ周方向に摺動可能となった等速ボール回転式継手において、ボールケージ(9) 内で窓(8) の位置が周面に不均一に分布しており、この場合ボールケージ(9) の横断面で見て--少なくとも1個の第一窓(81, 82)の半径方向中心線X1、X2と一致するケージ半径軸XA と、半径軸XA に垂直でケージ中心を通るケージ横軸XQ とを基準に--残りの窓(8n)の半径方向中心線Xn と半径軸XA との各最短角度距離が--半径軸XA から出発し同じ角度ピッチを有し窓数に対応したピッチ円の半径RT の角度距離と比較して--減少しており、残りの窓(8n)の半径方向中心線Xnと横軸XQ との各最短角度距離が--同じ角度ピッチを有し窓数に対応したピッチ円の前記半径RT の角度距離と比較して--増大していることを特徴とする等速ボール回転式継手。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-061822

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