特許
J-GLOBAL ID:200903046381329882

コードレス電話機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-118937
公開番号(公開出願番号):特開平5-316188
出願日: 1992年05月12日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 登録時の電話機と発信時の電話機とが異なっても音声ダイヤラによって正しい電話番号を電話回線に発信する。【構成】 電子スイッチ32は、入力された音声信号を音声認識部13に切り替え入力する。制御部33は、入力電話機を表す電話機番号を出力する。音声認識部13は、登録時には、電話機番号を付加した登録単語の標準パターンに電話番号を対応付けて内部メモリに登録する。一方、発信時には、入力単語の特徴パターンとの最小マッチング距離を呈する標準パターンの電話機番号が特徴パターンの電話機番号と異なる場合には、リジェクト閾値を通常の第1閾値より大きな第2閾値に設定する。このように、登録/発信時の電話機が異なる場合にはリジェクト閾値を大きくして音声認識部13の認識率の低下を防止し、音声ダイヤラによる正しい電話番号の送信を可能にする。
請求項(抜粋):
親機と子機とからなるコードレス電話機において、上記親機に、音声が入力された電話機が親機であるか子機であるかを識別して、親機あるいは子機であることを表す電話機情報を出力する電話機情報設定部と、電話番号に対応付けて登録する登録単語の音声信号を分析して得られた標準パターンに上記電話機情報設定部からの電話機情報を付加して、メモリに格納する標準パターン登録部と、入力された音声信号を分析して得られた特徴パターンと上記メモリに格納された各標準パターンとのマッチング距離を求めるマッチング距離算出部と、上記マッチング距離算出部によって算出された最小マッチング距離を呈する標準パターンに付加されている電話機情報と上記電話機情報設定部からの上記特徴パターンに係る電話機情報とを比較し、両電話機情報の内容が同じである場合にはリジェクト閾値を通常の第1閾値とする一方、両電話機情報の内容が異なる場合には上記リジェクト閾値を上記第1閾値より大きな第2閾値とするリジェクト閾値設定部と、上記最小マッチング距離の値が上記リジェクト閾値設定部によって設定されたリジェクト閾値以下の場合には上記最小マッチング距離を呈する標準パターンを入力音声の認識結果であると確定する一方、上記最小マッチング距離が上記リジェクト閾値より大きい場合には上記標準パターンをリジェクトする認識結果確定部を備えたことを特徴とするコードレス電話機。
IPC (5件):
H04M 1/27 ,  G10L 3/00 551 ,  G10L 3/00 561 ,  H04B 7/26 109 ,  H04B 7/26

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