特許
J-GLOBAL ID:200903046381365323

車両のトルク分配制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-263343
公開番号(公開出願番号):特開平8-121571
出願日: 1994年10月27日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 低横加速度領域では左右従動輪間のトルク配分による旋回性能及び高速安定性能の向上を図り、高横加速度領域では接地荷重が減少する旋回内輪のコーナリングフォースの確保を図る。【構成】 左右の従動輪WRL,WRR間に変速機2及び2個の油圧クラッチ3L ,3R を配置し、両油圧クラッチ3L ,3R のトルク伝達容量を制御して両従動輪WRL,WRR間でトルク分配を行う。低横加速度領域では、前記トルク伝達容量を横加速度の増加に応じて増加させ、旋回性能及び高速安定性能の向上を図る。高横加速度領域では、前記トルク伝達容量を横加速度の増加に応じて減少させ、トルク伝達容量が旋回内輪の最大摩擦力を越えないようにしてコーナリングフォースを確保する。
請求項(抜粋):
車両の左右の非主駆動輪(WRL,WRR)の一方に制動力を発生させるとともに他方に駆動力を発生させるべく、該左右の非主駆動輪(WRL,WRR)を相互に連結する変速機(2)及びトルク伝達クラッチ(3L ,3R )と、少なくとも車両の横加速度に基づいてトルク伝達クラッチ(3L ,3R )のトルク伝達容量を制御する制御手段(U)とを備えた車両のトルク分配制御装置において、前記制御手段(U)が、横加速度が所定値以下のときに横加速度の増加に応じて前記トルク伝達容量を増加させ、横加速度が所定値以上のときに横加速度の増加に応じて前記トルク伝達容量を減少させることを特徴とする、車両のトルク分配制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-181917

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