特許

J-GLOBAL ID：200903046397396784

電池用セパレータおよびその製造方法

発明者： 喜井 敬介 ,  大谷 彰 ,  山村 隆 ,  森山 順一 ,  和野 隆司 ,  宇田 敏 ,  森下 展安 ,  生駒 宗久
出願人/特許権者： 日東電工株式会社 ,  松下電器産業株式会社 ,  トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 池内 寛幸 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-020401
公開番号（公開出願番号）：特開2001-210301
出願日： 2000年01月28日
公開日（公表日）： 2001年08月03日
要約：

【要約】【課題】 湿潤状態における通気性および電解液浸透性に優れる電池用セパレータを提供する。【解決手段】 超高分子量プラスチック粉末を焼結し、この焼結体をシート状に成形して多孔性シートを作製し、前記多孔性シートを親水化処理した後、延伸処理を行い、前記多孔性シート内部の疎水性部分を部分的に露出させたものを電池用セパレータとする。前記多孔性シート1において、その空孔体積の50%の割合で7.2mol/1000ml水酸化カリウム水溶液を含浸させた場合の前記多孔性シート1の通気性(石鹸膜流量法、図1参照)は、5×10-4(cm3・cm)/(cm2・Pa・秒)以上であり、前記多孔性シート1中には、親水性部分と疎水性部分とが混在する。前記超高分子量プラスチックは、粘度平均分子量が50万〜1600万の範囲の超高分子量ポリエチレンであることが好ましい。

請求項（抜粋）：

超高分子量プラスチックからなる多孔性シートを用いた電池用セパレータであって、前記多孔性シートに、その空孔体積の50%の割合で7.2mol/1000ml水酸化カリウム水溶液を含浸させた場合の前記多孔性シートの通気性(石鹸膜流量法)が、5×10-4(cm3・cm)/(cm2・Pa・秒)以上である電池用セパレータ。

IPC (2件)：

H01M 2/16 ,  H01M 10/30

FI (2件)：

H01M 2/16 P ,  H01M 10/30 Z

Fターム (12件)：

5H021BB01 ,  5H021BB05 ,  5H021BB12 ,  5H021EE04 ,  5H021EE34 ,  5H021HH00 ,  5H021HH07 ,  5H028AA05 ,  5H028BB05 ,  5H028EE05 ,  5H028EE06 ,  5H028HH00

引用特許：

審査官引用 (2件)

• アルカリ電池セパレータ用複合膜
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-187060   出願人：旭化成工業株式会社
• アルカリ二次電池用セパレータ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-208783   出願人：日東電工株式会社